フラット35のタイプAとタイプBはどちらが有利か?(最終決定前夜)

「フラット35のタイプAとタイプBはどちらが有利か?」を最終的に決定しなければならない日がやってきました。いよいよ明日が建物部分のローンについて金消契約です。
以前、このトピックについて分析を試みたものの、結論は出ていませんでした。ところが、よくよく考えてみると、実は簡単な話であることに気づきました。
結論は、タイプBです!
ということで、まずは適用される条件を確認しておきます。今月実行分について適用される条件は以下の通りです。
flat35typeAtypeB.jpg
前回分析した時よりも、41bps (もしくは0.41%)もいいレートです!素晴らしい!
今回も以下のインターネットプランの条件で比較してみます。

比較する条件
いずれも期間は35年で、1,000万円借りると仮定します。
タイプA
金利 2.38%
融資手数料 30,000円
タイプB
金利 2.16%
融資手数料 借入金額の1.8%(この場合、18万円)

すると、返済額および手数料は以下のようになります。

タイプA
ローン返済額: 14,716,833円(うち金利分:4,716,833円)
手数料: 30,000円
月々の返済額:35,040円
タイプB
ローン返済額: 14,234,762円(うち金利分:4,234,762円)
手数料: 180,000円
月々の返済額:33,892円

ここで、タイプAとタイプBを比較すると、借り入れ実行時に必要な手もと現金はタイプAでは3万円、タイプBでは18万円となります。どちらのパターンでも実行できるとして、今、手もとに18万円あるとします。すると、タイプAの場合、手数料は3万円であり15万円ほど余ってしまうので、実はそもそも15万円は借りる必要がなかったことになります(もしくは借りると同時に繰り上げ返済したと考えても構いません)。
すると、タイプAでは実際には借入額は985万円となり、これをベースに計算しなおすと次のようになります。

タイプA 985万円借りた場合
ローン返済額: 14,646,081円(うち金利分:4,646,081円)
手数料: 30,000円
月々の返済額:34,514円
タイプB 1000万円借りた場合
ローン返済額: 14,234,762円(うち金利分:4,234,762円)
手数料: 180,000円
月々の返済額:33,892円

これを見ると一目瞭然です。タイプBの方が総返済額では約40万円ほど小さくなることがわかります。毎月の返済額もわずかではありますが、毎月600円ほど差があります。
もちろん、タイプAで借入額を小さくする代わりに、他の選択肢とかを考えてもいいのですが、それを考え始めて結局結論が出なかったのが前回の分析でした。当初の手もと現金の状況を同じにするというシンプルな仮定を置いて比較するのが、これらのタイプの優劣を判断するにはいいのではないか、と思ったわけです。
ということで、明日の金消契約ではタイプBを選択することにしました。
引き渡しまで、いよいよあと1週間ちょっとです。

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