銀行経営は難しい その4

銀行経営ゲームの第4四半期を終わっての各行の株価は以下の通りです。
Bank1 103.0
Bank2 94.4
Bank3 103.2
Bank4 108.6
いまだに3位ですが、2位との差はごくわずか。1位との差もかなり縮まってきました。もう少し!
前回は保有ポートフォリオの評価益が大きかったのですが、今回はきちんとヘッジされたため、ほぼ本業による利益のみ。しかし、本業による利益が低下してしまいました。
前回、攻めの経営に転じると書きましたが、市場平均を下回るプライス(金利的に下回っているため、よりコンペティティブなプライスという意味です)をオファーし、ボリューム拡大にかなり努めました。その結果、金利収入は増大し、利益拡大かに見えたのですが、そう単純ではなく、Temporary employees & other という費用が5割程度増加、収益を圧迫してしまい、結果的には減益となってしまいました。
なんでそんなことが起こったのかマニュアルを読んでみたところ、「従業員の労働力を新規ビジネスと既存ビジネスにどのような割合で割り当てるかというパラメータ(0%-100%)」があるのですが、「新規ビジネスの割合が高く、非効率的なオペレーションになっているとコンピュータが判断した場合」にこのTemporary employees & otherという項目が増大してしまう、ということがわかりました。
ということで、ちょっと空回りしてしまった感があります。大きく変化を起こそうとすると、どこかに必ず歪みが発生し、短期的にはコストが増大し、利益率を圧迫してしまうんですね。
この反省を生かして、今回はほどほどに新規ビジネスを開拓しながら、ビジネスを拡大する方向になるように意思決定をしたいと思います。明日の授業中にグループで話し合い、最終的なパラメータをすべて設定します。
来週こそは、2位を奪取したいものです。

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