渡英を予定されている方へ 住居について

前回に引き続き、今回は住居について書いてみたいと思います。
まず探し方ですが、ぼくは日本にいるときから現地の不動産屋さんのWebページを見て、物件をチェックしていました。不動産屋さんは、ぼくの場合マンチェスタービジネススクールの生活の手引きみたいなものに載っていたところで検討しました(結果的にはたまたま現地で入った不動産屋さんで現在住んでいるフラットを見つけましたが)。渡航のすぐ後に、アポを入れておき、現地入りしたらすぐに物件を見てまわれるようにしておきました。ただし、事前に一度も訪れたことがないような場合には、どのあたりがショッピングに便利か、通学(通勤)にはどのような手段が使えるのか、治安のよい場所・悪い場所などを把握することが重要だと思います。
家探しの場合は、自分の重視する点を何点か絞って、それを明確に不動産屋さんに伝えることが重要かと思います。予算はいくらの2ベッドルーム、学校までバスで15分程度の距離、中心部か郊外か、など。英国人と日本人で好みも違うと思われるので、このあたりを明確にしておくことは重要だと思われます。
実際に物件を見る際のポイントは以下のような点でしょうか。
1.水まわり
水、お湯はきちんと出るか。水圧は十分か。お湯は部屋ごとにタンクに溜める場合もありますが、その場合はどの程度の容量溜められるのか(ちなみにうちはタンクです)。
2.防犯、防寒
フラット(マンション)の場合、オートロックになっているか。ドアの鍵は一つだけか、複数か。チェーンはついているか。また、窓は二重サッシになっているか(基本的には二重だと思いますが、そのおかげでそれほど寒くありません)。
3.管理体制
家のトラブル(水漏れ、暖房故障など)の場合、連絡先は管理会社か、それとも直接大家さんか。
4.場所
目の前にパブなどはないか(あるとうるさいかもしれません)。人通りはそれなりにある場所か(治安は重要です)。
5.エレベーター
フラット(マンション)に住む場合には、エレベーターが2基以上あることを確認された方がよいと思います。こちらのエレベーターはすぐ故障するようで、一つしかない物件だと壊れて1〜2ヶ月もの間、平気で修理されなかった、なんて話も聞きました。その場合、あまり高いフロアに住んでいると大変なことになります。エレベーターが複数あるかどうかは重要です。
6.その他
フローリングか、カーペットか。以前に何人が住んでいたかによっても違いますが、こちらは基本的にみな靴の生活なので、フローリングの方が清潔かと思います(掃除もしやすいし)。うちは玄関で靴を脱ぎ、スリッパ生活をしています。カーペットの場合は、入居の前に張り替えてもらえないか交渉してみるのもよいかと思います。
物件が決まったら、契約です。
1.インベントリーチェック
こちらの賃貸物件は基本的に家具つきなので、入退居の際には備え付けの家具および電気製品(洗濯機、電子レンジ、冷蔵庫などはついています)のチェックを行います。管理会社および大家さん立ち会いのもと、一つ一つ家具のキズの状況、電気製品の動作確認などを行っていきます。この際、生活上問題がありそうな場合には、遠慮なく希望を伝えると意外と新規に購入してくれる場合もあるようです(例えば、本棚が明らかに壊れているとか、備え付けの洗濯機がうまく動作しないとか)。使い始めて気づくこともあるかと思いますので、契約後でも気づいたらすぐに連絡した方がよいと思います。
2.家賃交渉
ダメもとですが、値切れる場合もけっこうあるようです。
3.契約期間
うちの場合は、1年契約で、その後更新という形でした。日本と違ってこちらでは1年契約で更新していくケースが多いようです。
4.仲介手数料
仲介手数料は日本と違って、比較的安いと思います。一般的には家賃の0.2〜0.3か月分くらいのようです。ちなみに、ぼくの場合は大家さんが払わなくていいよ、と言っていたのでタダでした。
とりあえずそんなところでしょうか。
ちなみに、ロンドンなら日本語の通じる不動産屋さんもあるかもしれませんが、マンチェスターにはそのような不動産屋さんは今のところ確認できていません(無いと思います)。英国内では、ロンドン以外にはおそらくないと思われます。
(2/15 追記)
物件検討の際ですが、コンシェルジェ(いわゆる管理人さん)が常駐しているかどうかも確認されるとよいかと思います。インターネット通販などで購入したものや、書留などを代わりに受け取ってくれるので、家で配達予定日に待っている必要がなくなるからです。これはけっこう重要なポイントかもしれません。コンシェルジェがいるかどうかで家賃が大きく変わるわけでもないようですし。

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