参加していたビジネススクールコンペティションで、スクール代表としてヨーロッパ大会に行くことになりました。3月上旬にロンドンビジネススクールで行われます。
スクール内の予選では当初2チームがエントリーしていたのですが、結局もう一つのチームが忙しさのため辞退してしまったので、ぼくらのチームが戦わずして勝ってしまいました。「孫子」的には最もよい勝ち方ですが、今回の場合は必ずしもよいとは言えません。
というのも、おそらく他のスクールではインターナルの予選を行っており、コンペのプロセスを一度経験していると思われるからです。このコンペティションは、ベンチャーキャピタルの視点で本物のアントレプレナーからのピッチを評価する、というものなのですが、木曜日の夕方から土曜日の夕方まで缶詰になって、アントレプレナーからのピッチ、デューデリジェンス、エグゼクティブサマリー&タームシート提出、プレゼンテーションといった一連の作業をすることになっています。かなりスケジュールがタイトなため、かなりの事前準備および予行演習が必要と思われ、今回ぼくらはそれが出来ていないので別途することになりそうです。
学校(マンチェスタービジネススクール)としては、今月着任した新しいダイレクターがUNC(the University of North Carolina、参加するコンペティションVCICのホスト校です)から来たということもあり、かなりぼくらに期待しているようです。そのため、MBSのアラムナイでベンチャーキャピタルに勤めている方から今後サポートして頂けることになりました。具体的には、週1回か、2週間に1回程度でミーティングを持って、いろいろアドバイスを頂けるようです。
ベンチャーキャピタルについては完全に素人なので、早速以下の本を購入しました。まだパラパラと見ただけですが、基本的なことから実践的なことまで書いてあるようで、けっこうよさげです。これを機に、ベンチャーキャピタルについて勉強できたらいいなぁ、と思いますが、今学期はただでさえ忙しいのに、一体どれほどこれに時間が割けるのでしょうか、、、
Venture Capital Investing: The Complete Handbook for Investing in Private Businessesfor Outstanding P Rofits (Financial Times Prentice Hall Books)
David Gladstone Laura Gladstone
Raising Venture Capital (Wiley Finance)
Rupert Pearce Simon Barnes
ちなみに、昨日、上述の新しいダイレクターの簡単なスピーチがありました。
“This is a unique and exciting opportunity to help Manchester Business School achieve its ambition of becoming the best Business School in the UK, and among the top 10 in the world. I was attracted to the position by the size and scope of the School, and by the vision and energy of the University’s leadership. I look forward to working with administrators, staff, alumni, students and friends of Manchester Business School in this next stage of development.”
http://www.mbs.ac.uk/news/02-01-2007.htm?rssHP
とあるように、マンチェスタービジネススクールがUKでナンバー1、世界でトップ10に入るという目標(野望?)で今後取り組んでいくようです。在校生としては、是非とも実現して欲しいと思います。