一棟ものと、区分所有の比較6回目は融資です。
今回も比較するにあたり、前提条件は以下の通りとします。
“まず前提として、自己資金1000万円くらいで投資をする場合を想定しておきます。 一棟ものであればローンを借りて5000万円程度の物件(木造アパートか、かなり小型のマンションあたりでしょうか)、区分所有であればローンを借りてワンルーム3つ購入、といったイメージでしょうか。
はい、今回は一棟ものの勝ちです。これはおそらく間違いないと思います。
ワンルームでも融資をしてくれる金融機関ももちろんありますが、絶対数は少ないのではないかと思います。また、金利も一棟ものであればかなり低いケースもあるようですが、投資用ワンルームで1%前後というのは聞いたことがありません(ちなみに、ぼくが借りているのは1%台後半です)。
それから実際の融資額(LTV)ですが、これも一棟ものの方が評価が高め(というか、ワンルームは総じて評価が低め)に出る傾向があると思います。あくまで経験上ですが。
ということで、不動産投資ではほとんどの場合で切っても切れない超重要な融資ですが、こればかりは一棟ものの方が有利になると思います。