1週間ほど前の話ですが、今年も路線価が発表になっています。
以下の記事にもありますが、都内は概ね上昇しているようで、都内の標準宅地は1.8%の上昇だったようです。
東京オリンピックを控えて、今後どこまで上がるかはわかりませんが、下げ止まり、わずかながら上昇基調を見せ始めていることは決して悪い話ではありません。
ただ、都心のワンルーム物件なんかを見ていると、本当に価格が上昇したな、と感じます。2年くらい前と比べたら、2割から3割くらいは上がってしまっている印象があります。不動産は、動くときはホントに動きますね。
最高路線価、47地点で上昇 下落は6年ぶりゼロ 東京
2014.7.2 02:00
東京国税局は1日、相続税や贈与税の算定基準となる平成26年分の都内の路線価を公表した。都内の標準宅地の平均変動率は1・8%増と、6年ぶりに上昇に転じた。都内全48税務署管内の最高路線価は青梅を除く47地点で上昇、下落地点が6年ぶりになくなるなど、繁華街を中心に回復傾向が如実に表れた。
東京国税局によると、麹町▽神田▽日本橋▽京橋▽芝▽麻布▽四谷▽新宿▽浅草▽渋谷▽中野▽豊島▽足立▽武蔵府中-の14税務署管内で、最高路線価が前年比で5%以上の上昇を記録。昨年は上昇が8地点、下落が17地点だったが、今年、唯一上昇しなかった青梅も横ばいにとどまった。
上昇率のトップは新宿区新宿3丁目の新宿通り(9・8%増)。東京メトロ副都心線と東急東横線の相互乗り入れに伴い、新宿三丁目駅周辺への利便性が向上したことが背景にあるとみられる。
中央区銀座5丁目の銀座中央通り(9・7%増)、港区北青山3丁目の青山通り(8・1%増)などが続き、駅前で旧警察大学校の跡地再開発が行われ、大学キャンパスが開設された中野区中野5丁目の中野駅北口駅前広場前(7・6%増)も上向いた。
不動産情報サービス会社「東京カンテイ」の井出武主任研究員(49)は「円安と景気回復傾向が顕著となり、都内に外国人観光客も戻った。ブランドショップが並ぶ繁華街を中心に路線価全体を押し上げた」と分析している。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140702/tky14070202000001-n1.htm