不動産を購入すると、国土交通省からアンケートのお願いというものが送られてきます。これは不動産取引価格についてのデータベースを構築するために使われるそうで、今まで基本的には記入して返送していました。しかし、一度も、実際のデータベースを見たことがなく、せっかくなのでどんなものか見てみました。
以下が、トップ画面です。土地総合情報システムというのが正式なサイト名のようで、左上の不動産取引価格情報検索で取引価格を検索することができます。
ためしに、日比谷線六本木駅の過去2年間の取引価格を調べてみたのが次の検索結果です。
取引総額の小さい順に並べ替えてみたのですが、400万円台の物件から始まっており、20㎡で450万円とかなり安いのではないかと思われる取引価格もあるようです。
初めて検索してみましたが、これはかなり使えそうな印象があります。
ヤフーでもSUUMOでもいいのですが、ああいった不動産検索サイトに掲載されている価格は、あくまで売り手の希望価格であって、実際には、買い手の希望価格があり、売り手と買い手の両者が歩み寄りながら合意して初めて約定に至るわけです。
そういう意味では、実際に取引された価格のデータベースということで、貴重なデータが蓄積されていると思います。
今後、必要に応じて活用させて頂きたいと思います。