山手線の新駅構想が前進 品川-田町間
国が特区指定
2012/1/5 0:05
JR東日本の品川―田町駅間の新駅構想が本格的に動き出す。国が昨年、この地域にある車両基地の跡地をアジア地区の本社や研究開発拠点を目指す「国際戦略総合特区」に指定。2014年度にも新駅設置に向けた工事に着手する。JRや東京都、港区などは03年からこの地区に新駅を設置する前提で再開発計画を検討しており、今回の特区指定で事業化が大きく進展しそうだ。
山手線の新駅は1971年に完成した西日暮里駅(東京・荒川)以来30駅目。JR東日本は上野駅を終着点とする宇都宮線など3路線を東京駅まで延伸したうえで、東海道線と直通運転する「東北縦貫線」を運行する計画だ。運行後、この地区にある車両基地が不要になるため約10ヘクタールをオフィスビルなどに転用する。
品川―田町駅間は約2.2キロメートルと山手線内で最も長い。JR東海は隣駅の品川駅(東京・港)にリニア新駅を設置する計画で、京浜急行電鉄も羽田空港までの鉄道を運行している。国内外への利便性の高さで「都内最後の大型開発」として人気を集めそうだ。
ただしJR東日本は東日本大震災により東北地方で不通区間を抱えており、復旧には多額の費用が必要となる。これらの復旧を急ぐとすると「14年度の新駅着工は難しい」(JR東日本幹部)との見方があり、新駅の着工年度は遅れる可能性もある。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2E6E2E19E8DE2E6E2E3E0E2E3E09180EAE2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000
先週にこのような報道がありましたが、品川と田町の間というのは、つまるところ、都営浅草線の泉岳寺駅あたりです。今まで泉岳寺単独ではそれほど活気がある感じではなかったかと思います(もちろん白金の方に向かって閑静な住宅地ではあります)が、この開発が具体的に前に進むことになれば、泉岳寺あたりのバリューが高まる可能性があります。
で、実は、以前購入したワンルームのうちの一つがまさに泉岳寺の物件でして、この開発だけをあてにして購入したというわけではありませんが、この開発自体も心のどこかで期待していたところは否めません。
古い物件だけど、開発が進めば、タワー型マンションへの建て替えなんて話になって、いいことがあったらいいなぁ、なんていう感じです。
それはともかく、約40年ぶりで山手線に新駅ができるかもしれない、というのは大きなニュースですね。なんたって、山手線ですからね。
Tweet
ぜひ、あなたの一票をお願いします!(blogram 参加中です!)