ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件

ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books) 楠木 建

東洋経済新報社 2010-04-23
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目次
第1章 戦略は「ストーリー」
第2章 競争戦略の基本論理
第3章 静止画から動画へ
第4章 始まりはコンセプト
第5章 「キラーパス」を組み込む
第6章 戦略ストーリーを読解する
第7章 戦略ストーリーの「骨法10カ条」
楠木 建
くすのき けん
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。 1964年東京生まれ。92年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専攻は競争戦略とイノベーション。
著書に、Dynamics of Knowledge, Corporate System and Innovation(共著、Springer)、Management of Technology and Innovation in Japan(共著、Springer)、Hitotsubashi on Knowledge Management(共著、John Wiley & Sons)、『知識とイノベーション』(共著、東洋経済新報社)などがある。

http://www.toyokeizai.net/shop/books/detail/BI/c05e3d5797cec931df134f77163c48f0/
MBAが終わってからというもの、経営学的な本はあまり読んでいなかったのですが、3ヶ月ほど前からちょっと仕事の種類が変わったので最近はまた読むようになりました。ということで、最近の経営書の中でベストセラーになっているという「ストーリーとしての競争戦略」を読んでみました。
この本では、競争の土俵(特定の業界)が決まっている場合にいかにして戦うかという競争戦略(Competitive Strategy)(もしくは、事業戦略(Business Strategy))にフォーカスして書かれています。
では、企業は何のために競争戦略を策定して、実行していくのか?
競争戦略の考え方では、「長期にわたって持続可能な利益」、戦略論の言葉でSSP(Sustainable Superior Profit: 持続可能な利益)を追求することが企業が目指すべきゴールであるとするようです。
そして、
WTP(Willing To Pay: 顧客が支払いたいと思う水準) – C(コスト) = P(利益)
で定義される利益を創出し続けるためには、競合よりも顧客が価値を認める製品やサービスを提供できるか、あるいは競合よりも低いコストで提供できるかのいずれかです。
本書ではこういった観点から、スターバックス、マブチモーター、デル、サウスウエスト航空、アマゾン、アスクル、スターバックス、ガリバーインターナショナルなどの事例を使って、いかにストーリーとして競争戦略が組み立てられているのかを説明しています。
一見、直感には反すると思われるようなことでも、ストーリー全体としていかに有機的に部分部分がつながり、最終的に優れた戦略になっているかがよくわかります。
こういう戦略を立案、実行し、それが結果に結びついたら、どれほど痛快なことでしょう。
そんな仕事をしてみたいものです。

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2 件のコメント

  1. 投資一族の長 返信

    >経営学的な本はあまり読んでいなかったのですが、3ヶ月ほど前からちょっと仕事の種類が変わったので最近はまた読むようになりました。
    こういう姿勢、相変わらず衰えず。尊敬しちゃうよ・・・

  2. yokoken 返信

    いやいや、投資一族の長さんの最近の読書っぷりにはかないません。

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