エアコンはどんな機種を買うべきか?

最近の賃貸住宅にはたいていエアコンがすでに設置されています。ということで、賃貸住宅住まいから、マイホーム生活に移る場合、自分でエアコンを購入しなければなりません。一戸建ての場合、LDK用+各部屋用ということで、けっこうな台数のエアコンを一気に購入する必要があります。うちの場合も、合計4台ほど購入する予定です。
そこで、先日、某家電量販店でエアコンのグレードの違い等についていろいろ話を伺ってきました。
まず、同じ2.2kWの機種であっても、価格帯にかなりのバラツキがあります。安いものだと4万円台からで、高いと10万円を超えてくるくらいの勢いです。同じエアコンどうしてそんなに違うのでしょうか?
店員さん曰く、同じ冷やすという機能を取ってみても、上位機種は馬力があって、かつ省エネ、とのことでした。つまり、スイッチを入れてから室内が冷えるまでの時間が早く、かつ、電気代も安い、ということです。そして、この電気代ですが、年間の電気代が参考まで書かれているのですが、これは国が決めた基準で表示している数字なので、実際にはこの数字以上に差がつくと思います(つまり、上位機種の方が電気代が安い、もしくは下位機種の電気代が高い)、とのことでした。
そして、上位機種と下位機種の違いのもう一つは様々な付加機能だそうです。つまり、自動でお掃除してくれたり、空気清浄機の機能が付加されていたり、加湿器の機能が付いていたり、といった感じのようです。ただ、店員さん曰く、これらの追加機能については、あくまでオマケ的な意味合いが強いので、それぞれ専門機種に比べたら機能的にはかなり弱いようです。ということで、本当に必要な場合は別途空気清浄機なり、加湿器なりを購入した方がよいそうです。
また、自動掃除機能についても、やはり機能が付いているからといってまったく手入れをしなくていいわけではなく、通常、年に3~4回ほど清掃する必要があるのを、年1回くらいにおさえることができる、程度とお考えください、とのことでした。
以上の話はあくまで某家電量販店のある店員さんの意見なので、一概には言えないかと思いますが、話を聞いて、エアコンの本来の用途(冷やす、暖める、乾かす)およびそれにかかる電気代に注目して比較的よさそうなものを購入するのがよいのではないかと思いました。
後は、室内機、室外機ともに、設置スペースにきっちりおさまるようなものを選ぶことが大切でしょう。室外機がベランダにうまく置けない、とかなるとそれはそれで問題でしょうし。
ちなみに、今年の猛暑でけっこうな数の機種が売り切れ状態で、出荷予定日が10月だったり、11月だったりする機種がかなりありました。スゴイ売れ行きみたいです。

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