古い消火器で破裂事故相次ぐ 業界団体、回収へ新方式
2009/10/25 08:51
千葉県や愛知県、大阪市、福岡県で9~10月、老朽化した消火器の破裂事故が4件相次ぎ小学生が重体になるなど4人が負傷した。総務省消防庁によると、同様の事故は平成11年以降、計12件になり、死者も2人出た。いずれのケースも10年以上前の古い消火器で、一部が腐食していた。業界団体は現在5割程度の消火器の回収率を8割程度まで引き上げようと新たな取り組みを始める。
メーカー12社が加盟する日本消火器工業会によると、一般用消火器の耐用年数は8年。期限を過ぎて処分を依頼する際は1本約1500円かかる上、各メーカーが自社製品のみを回収しており、処分時にはメーカー指定の窓口まで消火器を届ける必要があった。
工業会は来年1月から、回収コストをあらかじめ購入代金に上乗せする方式を導入。消火器には「リサイクルシール」を添付し、全国約5400の販売店で回収する。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/316667/
古い消火器で破裂事故が起きているそうです。
以前、ちょこっと書きましたが、中古物件を購入するとすでに消火器が設置されているのですが、これがかなり古い物であることがあります(少なくともぼくの場合はそうでした)。
ということで、上の記事にあるような耐用年数8年を過ぎたものはできるだけ早く交換してしまった方がいいと思います。
安い物で1本3000円程度からあり、高くても1万円もしないもので十分なのではないかと思います。大切なのは耐用年数を過ぎない範囲で、適切に新しい物と交換しておくことだと思います。
このような破裂事故につながることもあるようですが、本来の役目である消火活動をしようと思ったときに、きちんと動作しなかったりしたら、生命にかかわる事故になりかねません。
こういったところは、面倒くさがったり、けちったりしてはいけないところだと思います(非常に当たり前のことだとは思いますが)。
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