イギリスを代表する陶器メーカーと言えばやはりウェッジウッドかと思いますが(というか、ぼくは他にはあまり知りません)、そのビジターセンターが比較的近くにあるというお話をMBSの卒業生の方から伺ったので、早速行ってみました。
ウェッジウッドビジターセンター(Wedgwood Visitor Centre)というもので、マンチェスターピカデリー駅から電車で40分強のStoke-on-Trent駅が最寄り駅で、そこからさらにバスで15分くらいのところにあります。
ウェッジウッドビジターセンターの最寄り駅であるStoke-on-Trent駅です。
バスを降りて少し歩くと踏切がありました。英国で初めて見た気がします。絶対にくぐるなよ、という意気込みが感じられます。
ビジターセンターへの道です。リスが元気に走り回っていました。
ウェッジウッドビジターセンターの正面入口です。手前にあるのが創業者であるジョサイア・ウェッジウッドさんの像です。
まずは工場見学です。日本語の説明もあるので、日本人でも全く問題ありません。
工場と言っても、見学できるのはオートメーション化された製造工程を見るのではなく、熟練の職人さんが一つ一つ丁寧に仕上げているところでした。
完成品と仕掛品でしょうか。
この後、日本語のオーディオガイドで展示を見学しました。残念ながら写真撮影禁止だったので、写真は撮れませんでしたが、数々の素晴らしい作品が展示されていました。オーディオガイドでは創業期の頃の実験に実験を重ね新しい手法を開発していく様子や、その後の発展などを丁寧に説明してくれるので作品と共に飽きることなく見学できました。
その後、日本でもよくありますが、ロクロを使った陶芸や絵付けなどいろいろと挑戦できるコーナーがあったので、ロクロを使った花瓶または湯飲み(ボウル)の作成をしてみました。ロクロは初めてでしたがけっこうおもしろく、他のお客さんにジロジロと見られるので少し緊張もしましたがかなり楽しく作ることができました。指導はすべて英語ですが、前のお客さんのプロセスを一度見ていれば特に問題はありません。ちなみに、窯で焼いて約2週間後に届けてくれるそうです(UK在住者は8ポンド、日本への発送は15ポンドくらいでした)。
その後は、ウェッジウッドショップへ。
販売されていた商品の中ではこれが最も高かったような気がします。5000ポンドということは、約115万円くらいでしょうか、、、
お昼は併設されていたレストランで食べました。ローストターキーのセットで6.5ポンド。味はまあまあおいしかったです。
帰りはこのような景色の場所で待っていると、駅に向かうバスがやってきました。ちなみに、バス停はありません。信じて待つのみです。(ちなみに、行きも、運転手にウェッジウッドに行きたいと事前に伝えておくと、バス停のないところで降ろされます。でも、ウェッジウッドの看板がある場所なのでその後はわかりやすいです。)
帰りにStoke-on-Trentのタウンセンター(小さいためか、シティセンターではなくタウンセンターと呼ぶようです)をぶらっとして帰ってきました。どこにでもありますね、大聖堂は。
ということで、マンチェスターからのちょっとした日帰り旅行としてはオススメです。工場は月曜日から木曜日は午前午後、金曜日は午前のみ稼動しているようです。それ以外は休みなので、見学はできないようです(要確認)。
ちなみに、ビジターセンターの入場料はオンラインで購入すると割引になり、大人が6.6ポンド、学割が5ポンドです。
マンチェスターからの行き方ですが、公共交通機関ではアクセスしづらい場所にあるので、車で行くのがベストかもしれません。しかし、ぼくらが行ったように電車とバスでもなんとか行けます。Stoke-on-Trent駅からのバスは、X1という番号のもので、1時間に1本しか出ていません。事前に時刻表を調べてから行かれることをオススメします。
ちなみに、ビジターセンター内はよほど日本人観光客が多いのか、至る所に日本語の案内がありました。日本人にフレンドリーです。
参考リンク
Wedgwood Visitor Centre
UK info ウェッジウッドビジターセンター
ファクトリーショップは行かれました?
ビジターセンターとは別の場所にあるのですが。。。。。
行かれていなかった場合ように、下記参考まで。
http://www.wedgwoodfactoryshop.com/
yoshy さん、コメント公開遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
ファクトリーショップの情報ありがとうございました。
車がないとアクセスは厳しそうですね。機会があれば行ってみたいと思います。