ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方

ソーシャル・ウェブ入門―Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方
滑川 海彦
4774130818
Web2.0、Google, Amazon, YouTube、2ちゃんねる、mixi、RSS、ブログ、ウィキペディア、、、などなど日々新しいサービスが提供され、徐々に浸透してきているように思われますが、本書は現在どんなことが起きているのか、また各種サービスはどんなものなのか、をまとめて説明してくれる本です。
mixi ってよく聞くけど、一体何なの?とか、RSSって何なのさ?という方は、読んでおいて損はないかもしれません。
マイクロソフトがフェースブックの株式1.6%を270億円で取得するというニュースが出たばかりですが、グーグルやマイクロソフトなどがなぜSNSに対してこれほどまでのバリューを見出しているのか、世の中の大きな流れを考えると、これだけの金額を出しても十分それに見合うバリューがあるということなのでしょう(もっとも、ベンチャーのバリュエーションというのは、オプション的な意味合いも強いとは思いますが)。
米マイクロソフト、フェースブック株1.6%を2.4億ドルで取得へ
ご興味のある方は、この本の著者、滑川海彦さんと糸井重里さんの対談の様子が以下のサイトに掲載されていますので読んでみてはいかがでしょうか。
「ソーシャル・ウェブ座談会」インターネットがタイヘンらしい!?
『ソーシャル・ウェブ入門』から読み解くウェブ・広告・メディアの未来(1)
それにしても、SNSって誰かがやっているとなんとなく入ってしまったりするのですが、あまり真面目にやりすぎるのもタイヘンですよね。MBSに来てから、LinkedIn、Facebookなどに入りましたが、日本語のmixiに比べると明らかに英語ってだけでやはり敷居が高いのは確かです。日本語だったらブログを書く気にもなりますが、英語だったらなかなか書く気になりません。まあ、読んでいるだけでも、卒業後のクラスメイトの様子がわかったりするでしょうから、それはそれでいいのかもしれませんが。
一方、mixiなんかでもう連絡を取ることはないだろうと思われていた小学校とか中学校の頃の友人と再び連絡が取れるようになったりするのは、ものすごく便利だなぁ、と思います。いろいろ問題はあるのでしょうが、完全に実名でもっと確実に連絡が取れるようなSNSだと、さらによい気もするのですが。mixiでは自分の写真や実名をきちんと載せている人は少ないと思いますが、フェースブックなんかはみんな実名です。これだと検索してすぐにたどり着けるので、後からでも学校名さえ間違えなければかなりの確率でたどり着くことができると思います。
便利なものは使うに越したことはないですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です