うちの近くにセインズベリーというスーパーがあります。こちらのスーパーは、しばしばBuy 1 Get 1 Free(一つ買うともう一つついてくる、つまり2つ買わなければなりませんが半額になる)になるなど、価格の変化が日本のスーパーよりも大きい気がします。
例えば、次の写真はプリングルスの例です。通常1.49ポンド(約350円)していたものが、2つで1.60ポンド(約380円)という売り方をしています(プリングルスのためにわざわざこれだけのポスター作るんですね、、、)。
これはまだ納得がいくのですが、次の例は一体どういうことなのでしょうか。
コカコーラ(330ml缶)を1つ買うと、38ペンスです。
しかし、6缶パックを買うと、合計2.65ポンド、つまり1缶あたり約44ペンスになります。バラ売りの方が15%以上安いわけです。ちなみに、どちらも特にセールとかはやっていません。通常価格です。日本だとまとめ買いの方が一般的には安くなると思うのですが。
そして、ご丁寧に100mlあたりの価格まで表示されていて、どちらが割安なのか一目瞭然になっています。なぜこういう価格設定になっているのでしょうか。謎です。
特に理由が判明したわけでも何でもありません。ただ書いてみたかっただけです。
で、このスーパー。レジでは必ず話しかけられます。
「やあ、元気かい?」
ってな感じです。今日は、上記の後に
「今から帰るのかい?」
とも聞かれました。「帰るよ」と答えたところ、
「なら、あんたは今幸せだね」
とまで言われました。そこで、「あなたはまだ帰れないの?」と聞いてみたところ、
「あと15分で帰れる。悪くないわね」
と言ってました。日本のスーパーで、「あと15分で仕事が終わるから、私は幸せよ」みたいなことを言う人がいるでしょうか。ぼくは少なくとも聞いたことがありません。
ということで、こちらのレジの人はとにかくよく話す気がします。そして、レジに並んでる人(お客さん)同士でもおそらく初対面にもかかわらず、よく話が始まっています。
こういうところってちょっと日本と違いますよね。
英国スーパー事情でした。
コーラのまとめ買いとばら売りの価格の例は、変わった価格ですね。言っていたように普通まとめて買うから安い(日本だけ?)のになぜなんでしょうね。
まとめてにすると売れないからバラ価格を表示して1個でも買いやすく・・・みたいにしているのでしょうか?
レジの方が話してくるって言うのは、不思議。
日本人同士はそんな場所で話さないでしょ、私の感覚だと「今から帰るの?」なんて聞かれたら、何故そんなこと聞いてくるんだろう、私に用があるのかな・・・とか思いそうです。
私もあのプライシングは不思議に思ってました。Buy1Get1Freeの精神(?)と矛盾してますよね。仕入れ値の違いを反映させてるのかとも思いましたが、生鮮品ならともかくコカコーラみたいな商品で、しかもパック数の違いで仕入れ値が変動するわけないし。ただの間違いなんですかね・・・。
レジの人が話しかけてくるんですか?顔馴染み?(笑)私は初めの「ハイ」と最後の「サンキュー」だけです・・・。レジの人によっては「袋詰めを手伝って欲しい?」と聞かれる場合も。でもあの「ハイ」「サンキュー」は良い習慣だなと思います。日本のレジでも会釈とかしたくなります・・・が、気持ち悪がられそうです(笑)
> yu さん
うちの近くのお店は小型店ですが、こちらでは駐車場付の大型店が多く、一般的には車で来てまとめ買いをしていくお客さんが多いと思います。そして、2リットルのペットボトルなども6本セットなどで売っていたりするのが普通だと思います。
ぼくの感覚でも、同じですよ、いまだに。何でこんなに話しかけてくるんだろう、って思いました。もちろん毎回これほど話しかけてくるわけではありません。
> bancho@sussex さん
きっと間違いなんでしょうねぇ。気付いていないんだろうなぁ、と思います。
もちろん「ハイ」「サンキュー」だけの時がほとんどですが、プラスアルファを話してくることもたまにあります。今回のもたまたまです。
確かに、レジで会釈したら変な人だと思われそうですね。
店員さんの態度は日本とは全く違いますよね、フレンドリーでいい加減、っていうのが私の印象です。
顧客満足度調査とかこっちもやれば良いんですよね、最悪なんでしょうね(笑)
だけど形式張った挨拶だけじゃないのがこっちの店員さんの良い所な気がしますよね。
よくよく話してみるとちょっとサービスしてくれたりするし(笑)
Buy 1 get 1 freeは日本にはあんまりナイですよね。
それで一番驚いたのがコンサートチケットです。
キャンセルされてしまいましたが、プラシド・ドミンゴのガラ・コンサートがそれだったのにはほんとに心底びっくりしました。
売れ行きが悪かったのか、どうだったのかは定かではありませんが、日本じゃ死んでも有り得ないですよね、世界三大テノールの1人ですしね。
振替コンサートはどうやらない模様。
すごく楽しみにしていたのに残念でなりません、って。
余談で申し訳ありません。
「フレンドリーでいい加減」というのは的確な表現のような気がします。
顧客満足度調査はやってみなければわかりませんが、意外と最悪ではないかもしれません。というのは、日本のサービスに慣れてしまっていると不快に感じてしまいますが、こちらで生まれ育った人にとってはそれほどでもないのかもしれません。
コンサートチケットでも Buy 1 Get 1 Free になるんですか。それもまたすごいですね。