プロジェクト決定

春学期が火曜日に始まって、なんとか週末を迎えることができました。
今週は何が最も忙しかったかというと、Project 2です。これは、今までのグループワークと異なり、実際の外部のクライアントに対して行うプロジェクトです。木曜日にクライアントとのネゴシエーションセッションがあり、取り組むプロジェクトが決定しました。プロジェクト決定のプロセスは以下の通りでした。
まず、学生が自分たちでグループを決定し、Creativity Project, Entrepreneurship Project, Interdisciplinary Project, Marketing Project の4つのカテゴリーから一つ選びます。各カテゴリーごとに、実際のクライアントから持ち込まれたいくつかのプロジェクトが用意されていて、各グループは希望のプロジェクトを勝ち取るために、事前に準備し10分間のネゴシエーションセッションに臨みます。このセッションでは、学生側は事前に配布されたプロジェクトのブリーフから自分たちがいかにプロジェクトの内容を理解しているか、そしてそのプロジェクトに対して必要なスキルセットを持ち合わせているか、をアピールします。その結果、クライアントが最も信頼できそうなグループを選択することになります。
学生側は最大3つのプロジェクトのネゴシエーションに参加できるのですが、この事前準備で今週はバタバタしていました。最終的には、「ある金融機関の新たなビジネス機会の探索」という少し漠然としたテーマのプロジェクトに取り組むことになりました。ネゴシエーション後に、再度クライアントと話をする機会があり、もう少し詳しい話を聞いたところ、ある程度クライアント側にはプロジェクトのイメージがあるようで、今後2ヶ月間できちんと終わるようなプロジェクトのスコープを早めに詰めていきたいと思います。少し安心しました。
ちなみに、チームのメンバーは、トリニダード・トバゴ人、チェコ人、メキシコ人、タイ人(女性)、韓国人(女性)、日本人といった構成です。
また、Business Research Methods (BRM)ですが、これは基本的には上記のProject 2をサポートするための授業のようで、SPSSを使った統計処理などを学ぶようです。
最後に、Managing Internationally across Business Systems (MIBS)ですが、これは先学期のPMO(People, Management and Organisation) をグローバルに発展させたような内容のようです。グローバライゼーションとは言うものの、未だに各国の違いは残っており、今後もなくなることはないのだから、その違いをキッチリ理解しましょう、といったような内容のようです。Multinatinal, International, Global などの単語は、日本語に訳すと「国際的」といった同じイメージを持ってしまいますが、この授業ではこれらの違いを明確に使い分けています。初めは何が違うのか全くわかりませんでした。
それから、週末は会社の後輩(MBA留学予定)がビジットでマンチェスターまで来たので学校を案内し、その後食事をしました。また、火曜日は、大学時代の恩師がたまたまマンチェスター大学を含めていくつかのUKの大学を訪問されており、ちょうどマンチェスターにいらしていたのでお会いすることができました。晩御飯をご馳走になってしまいました(先生、ご馳走様でした)。
今週は、そんな一週間でした。

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