読む前からこのブログでもご紹介しましたが、数日前に日本のAmazonで本を購入したので、なんとか手に入れることができました。
株式投資をこれから始めようとする方、また経験者の方にもオススメできる本だと思います。そして株式投資に限らず、そもそも投資とはどのようなものなのか、社会に価値提供をすることによって豊かな未来を実現していく、といったことまで書かれています。
真っ当な株式投資
板倉 雄一郎 板倉雄一郎事務所 橋口 寛
インターネットの普及と投資単位の小口化により、株式投資に対する敷居はここ数年で急速に低くなっていると思います。そのため実際に株式投資に興味を持って実践してみる人が増えており、それ自体はよいことだと思うのですが、デイトレードのように、投資ではなく投機としか思えない形で行っている人が増えているのも事実です。
極端な言い方をすれば、デイトレード人口が増加しているということは、平日の昼間にギャンブルを行っている人たちの数が増えているとも言えるかもしれません。これは決してよいこととは思えません。
まずは自分の人生を豊かにするために、そして結果として社会に貢献していけるように、ファイナンシャルリテラシーを高めていくことはとても重要だと思います。この本を読んだ印象として、あまりファイナンスに馴染みのない方には、何を言っているのかわかりづらい部分もあるかもしれません。でも、時間をおいて読み返してみると、おそらくだんだんと意味がわかってくると思います。
株式投資に関する本として、至極真っ当な本だと思います。1200円という価格を払い、読む時間を投資しても、多くの人にとって、得られる価値はそれ以上だと思います。
その昔、勤めていた会社がつぶれて、失業保険をもらいながらデイトレード人生を送ったことがありました。(すごい、やさぐれてますよね・・・ 笑)
しかしもちろん大して儲かることも無く・・・たった4ヶ月でデイトレーダー人生は終わりましたが、ひとつだけ、経済の動きに詳しくなったことだけは、今の自分の財産になっていると思います。お金がかかってるから、そりゃもう必死に勉強しますので(笑)
でもやはり、ご紹介のような、きちんとした理念を持った本を読んでから株式投資を始めるのが一番だと思います。自分の中で投資の意義を一歩深めることによって、利益だけでなく、社会の動きに関わっているという感覚、その喜びが得られるし、それが大切なのではないかと思います。
そうだったんですか。
自分のお金を投資するわけですから、本気で勉強しますよね(ぼくも勉強しています)。それはデイトレードだけでなく、もう少し長期的な視点での株式投資をしても同じだと思います。
資本主義というか、経済の仕組みというか、そういったことに関しては詳しくなりますよね。
株式投資を実際に行ってみるというのはいろいろな面でとても勉強になると思います。