ベルギー&ルクセンブルク旅行 その5

いよいよ旅行最終日です。今日は、ぼくの好きな画家、ルネ・マグリットの美術館にまず行きました。
ブリュッセル中央駅からメトロで、Bockstael という駅に行きました。正確な時間は覚えていませんが、乗車時間は20分弱くらいだったような気がします。
手元には住所しかなかったのでとりあえずそのあたりにいたおじさんに聞いてみたのですが、その人はまったく英語がダメだったようで、何も情報を得ることはできませんでした。仕方がないので、近くにあった周辺地図でルネ・マグリット美術館の住所(ストリート)であり、Rue Esseghem を探してみました。すると、アルファベット順の一覧表がついていたのですぐに見つけることができました。

もう近くです。

これがルネ・マグリット美術館です。この建物の窓や、向かって左手にある街灯などはマグリットの作品の中ではしばしばモチーフになっています。
美術館とは言うものの、マグリットの作品というよりはマグリットの生活そのものを知るにはよい場所だと思いました。というのも、この建物はマグリットが24年間住んだ家なので、どのような環境でどのように創作活動を行っていたのかを知ることができるからです。しかも、1Fについては係の人が英語で丁寧に説明をしてくれました。マグリットファンにとってはかなりオススメだと思います。
その後、お昼はやはり悔いの残らない食事をしたいということで、メトロで中央駅まで戻ってから初日にディナーで行ったオー・ザルム・ド・ブリュッセルに再び行きました。ランチはディナーと比べると若干ボリュームは少ないですが、それでも23ユーロ(約3500円)くらいで味わうことができます。またもや十分満足することができました。
その後は、neuhaus(こちらも王室御用達)でおみやげのチョコレートを買ってから、王立美術館に向かいました。
この王立美術館でも、マグリット、デルヴォーなどのシュルレアリストの作品を中心に見つつ、時間の許す限り19〜20世紀の絵画を中心に見学しました。この王立美術館はもともとルーヴル美術館(パリ)の分館として設立されたこともあってか、非常に大きい美術館です。すべてを見ようと思ったら1日あっても足りるかどうかはあやしいと思います。
この王立美術館の中に、来年にはマグリットのフロアがオープンするようです。その準備のためかどうか詳細は不明ですが、「地球の歩き方」には「マグリットのためにかなりの空間が割かれている」とあったのですが、実際には数点しか展示されていませんでした(一部は他の美術館に出張中だったようですが)。
こんな感じで、マンチェスターからの初海外旅行は終了しました。帰ってからの夕食は、おもわずお茶漬けを食べてしまいました。さっぱりした和食が恋しくなる時期だったわけです。
ベルギー&ルクセンブルク旅行 おしまい

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