不動産投資を始める前に知っておくべきことが書かれています。
地震が原因で発生した火事による損害は火災保険ではカバーされず、地震保険をかけておく必要があるとか、売買契約書に記載される消費税額は非常に重要で、後々のキャッシュフローに大きな影響を与える、など、小さなことだけど結構重要なことが書かれている気がします。
不動産投資を始める前に読む本 ―お宝不動産を手に入れよう
沢 孝史
不動産投資って知らないことばかりでなんだか恐い、という印象をお持ちの方が多い思います(ぼくも以前はそうでした)が、まずは勉強してとにかく知識を蓄えるってことが大切なんだと思います。
初めは不安でしたが、いろいろな本を読んだり、身銭を切って勉強会に参加したりしているうちに、少しずつですが理解を深めていくことができている気がします(現在進行形です)。そして、理解し認識した上で契約を結べばあらかじめどのようなリスクがあるのかを把握できるので、不安はかなり抑えられるのだと思います。
地震保険は評価額の50%までしかカバーされず、契約期間は最長5年だとか、ワンルームの区分所有の場合には大規模修繕工事の時期を考えて購入するとか、いろいろおさえておくべきポイントはあると思います。
まだまだ勉強が足りませんが、実践しながら少しずつ補っていこうと思います。いくら本とか読んでいても、やってみて初めて分かることってのもかなり多いですから。
不動産投資ですか。
私も少し勉強してみようかな。
今は自分の会社がこの先どうなってしまうのか
定かではないので、なかなか将来を見通すことができ
ないのですが、ある程度軌道に乗ったら考えてみたい
ですね。
単純に気になる点が一つ。
少子化で、学校が廃校になったりと、人口の低下に歯
止めがかかっていないように感じるのとは裏腹に、
都心に次々と新しいマンションが乱立しています。
需要と供給のバランスから、資産価値が低下するとい
う事は、ないのでしょうか。
きっとそのような事も織り込み済みなのでしょうね。
実際に投資をしなくても、不動産投資の勉強をしてみると、自分が家を買うとき、借りるとき、などにもいろいろな見方ができて役に立つと思いますよ。1〜2冊読んでみるのもよいかもしれません。
新しいマンションが乱立している昨今、資産価値が低下していくことは十分に考えられます。
しかし、最近の不動産投資はキャピタルゲインよりも、インカムゲインを重視する考え方になっています。つまり、家賃収入が毎月入り続けることが重要で、資産価格としての時価はあまり気にしないということです。
一方で、きちんと出口を考慮に入れてIRR(Internal Rate of Return)を計算したら、資産価格が下落した場合には、収益率は結局あまりよくなかった、というケースもあるかもしれません。
結局は投資物件として魅力的な物件を探して購入することが重要なんだと思います。この場合の魅力的とは、やはり毎月家賃収入を生み続けてくれる、ということだと思います。
不動産投資の場合、不安要素も多いのは事実ですが、あまりこわがっても仕方ないので、とりあえずいろいろやってみよう、と思っています。