TOEFL対策(リスニング&ストラクチャー)

CBTからiBTに移行してしまい、CBTに特化したテスト対策を書いてもあまり意味がないかと思いますので、一般的な英語力アップに直結する内容を中心に書きたいと思います。
Listening
最も苦労したのがこのセクションで、ハッキリ言ってちっとも上がりませんでした。
Listeningで正答するためには3ステップあって、
1.英語を音としてきちんと聞き取ることができる
2.聞き取ったその英語の意味を正確につかむ事ができる
3.問題文および選択肢の意味を正確に把握し答えることができる
のすべてのステップができて初めて正答することができる、そうです。一度でも受験するとわかりますが、上記のステップ1では、スピードに慣れること、音を正確に聞き分けられること、が重要だと思われます。スピードに慣れるということに関しては、ICレコーダー(SONY ICD-SX35 ICレコーダー。この機種は生産完了ですが、後継機種(例えば、ICD-SX66 ICレコーダー)が出ているはず)が非常に便利だと思います。今回勉強するまで知りませんでしたが、英語を本格的に勉強している人にとってICレコーダーを使うというのはかなり一般的なことらしいです。特にSonyの製品は、スピード調整が細かくでき、パソコン上でファイルを編集する付属のソフトもけっこう使いやすいのでとてもよいと思います。ICレコーダーはエッセイカウンセリングや、インタビュー対策などにも使いますので早い段階で購入しておくことを強くオススメします。ぼくはリスニングの問題などを150%程度(1.5倍速)の速さにして聞くようにしていました。それから、外を歩いている時でもできるだけきちんと耳に音が入るように、イヤホンは多少よいものを手に入れた方がよいかと思います(ぼくは使いませんでしたが、ノイズキャンセラ付きのものもあります)。
ステップ2の意味を正確に理解する、ということに関しては基本的にはボキャブラリーの問題だと思います。予備校や問題集などで出てきた単語は片っ端から覚えていくのがよいと思います。また、侮ってはいけないのが熟語です。既に知っている基本単語であっても組み合わせによっては、「えっ?こんな意味になるの?」というものがゴロゴロ出てきます。TOEFL対策の熟語集を最低一冊はマスターする必要があると思います。
そして、最後のステップ3については、問題文の意味を正確につかむことはもちろんですが、あせってしまうとInfer 問題、Detail 問題などのパターンを勘違いしてしまうこともあるので、そのあたりに注意して問題文を読むことが重要かと思います。
リスニングに関しては以下の2冊がオススメです。
TOEFL TESTリスニング完全攻略―Computer‐Based Testing対応
宮野 智靖 Joseph T.Ruelius 木村 ゆみ
4876150699
TOEFLテスト英熟語850
神部 孝
401093347X
Structure
これは予備校の授業(プリント)+問題集2冊(以下をご参照ください)だけでかなり早い段階で11-28以上のスコアが取れるようになりました。また、問題数が足りないと感じた場合には、ETSの問題集(以下をご参照ください)をやることをオススメします。PBTではありますが、実際の過去問ですし、Structureに関してはほとんど同じ傾向の問題が入っていると考えてよいと思います。
はじめてのTOEFL―必ず出題される基礎文法集中攻略
長本 吉斉
4756900569
TOEFL test 620点―実戦型文法完全制覇マニュアル
長本 吉斉
4756900895
TOEFL Test Preparation Kit (4CD + sample CD-ROM)
Educational Testing Service
088685203X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です