22歳からの日本経済入門 すぐに使える経済指標 (Mainichi Business Books)
みずほ総合研究所
22歳は、けっこう(かなり?相当?)前に過ぎてしまいましたが、経済指標について一通り勉強したかったので、読んでみました。以下の各指標について、実際のグラフとともに数ページにわたって解説が書かれています。
第一章 金融マーケットが分かる
- 株価指数
- 市中金利
- 実効為替レート
- WTI原油先物価格
- ダウ平均
第二章 グローバル経済を読む
- 米国の住宅価格指数(CSI)
- 欧州・貿易統計
- 中国・GDP
- 貿易統計
第三章 日本経済が分かる
- 生産能力指数・稼働率指数
- 政府財務残高
- 鉱工業指数
- 法人企業統計
- 全産業活動指数
- 実質GDP
- 住宅着工統計
- 景気動向指数
- 日銀短観
第四章 個人の生活の今後が分かる
- 消費者物価指数
- 有効求人倍率
- 賃金指数
- 小売業販売額
- 国際収支統計
- 家計調査
- 交易利得
- 資金循環統計
株式指数についての説明を読んだときは、たいしたこと書いてないなぁ、とか思ったのですが、他の指標について読み進めていくうちに、知らなかったことも意外に多く勉強になりました。
経済指標の基礎を勉強するにはいい本だと思います。手元に置いといて、新聞や雑誌を読みながら、各経済指標について辞書的に調べたりするのもいいかもしれませんね。
日経平均株価って、もともとは東証が計算していたんですね。知りませんでした。