ビジネスの場で、Word、Excel、PowerPointなどのソフトを使うことは比較的多いかと思います。そして、Wordはこれらの中ではもっともとっつきやすいソフトのような気がします。とりあえず、数ページの文書であれば、手軽に作れてしまうからです。
ところが、きちんと使いこなすのはかなり難しい、というかストレスのたまるソフトだなぁ、とずーっと感じていました。例えばインデントマーカー。左インデント、右インデント、1行目のインデント、ぶら下げインデント。Wordにはこの4つのインデント記号があるのですが、これらを認識してきちんと使いこなしている人はどの程度いるでしょうか。さらにはタブマーカーなんてものもあります。
もっと基本的なことで言うと、段落。通常の文書作成における段落という意味ではなく、Wordという世界の中で「段落」という言葉が持つ意味を理解している人って意外と少ないのではないでしょうか。ぼくはその1人でした。
さらに、長いレポートや論文作成など、見出しをきちんと設定して、図表番号をそろえて、ということをやろうとすると、けっこうやっかいです。特に自動履歴記録機能とかがオンになっていたりすると、気づくと次から次へと別スタイルの見出しが設定されていき、気が狂いそうになっていました。そんな悩みを解決してくれつつある本を見つけたのでご紹介しておきます(いずれもIBプロジェクトで日本に帰国した際に入手)。
文書作りでつまずくWordのしくみと落とし穴―ここがわからなかった!2003/2002対応 (ここがわからなかった!)
西上原 裕明
まず1冊目は、Wordという世界の設計思想というか、どういった考え方でWordというソフトが作られているかを丁寧に解説している本です。これを読んだ時には、え?そういう意味だったの、とまさに目からウロコでした。これを読みつつ、最近はかなりWordに対するストレスがなくなってきました。
できるWordの「困った!」に答える本―2003/2002/2000対応 (できるシリーズ)
井上 香緒里 できるシリーズ編集部
2冊目のこちらはどちらかと言えば、事例集です。こういった場合にはどうしたらいい?といった形で対症療法の羅列といった感じの本です。こちらだけだといつまでたっても、なかなか完全にはストレスは解消しないきがしますが、上の本を読んで仕組みを理解した上でこちらの本を手元に置いておけば、かなりの悩みは解決しやすくなると思います。
この2冊、かなり価値のある本だと個人的には思います。日々、Wordと格闘している方にはかなりオススメです。
私はオフィスのパッケージの中ではワードがいちばん嫌いです。そこが深すぎるて手に負えない。テーブル、枠のコントロールがきちんとできません。文章作成中になんだか不思議なことが起こります。エクセルやアクセスはこちらが命令したことしかしないんですけどね。命令の仕方が悪いと反抗しますから、やっぱりワードへの命令の仕方も間違っているんだろうけど、どこがどう間違っているのかがわかりません。
ぽんさん
Wordは本当にやっかいですよね。
テーブル、枠のコントロールにお悩みなら、上に挙げた「文書作りでつまずくWordのしくみと落とし穴」にもきちんと1章分掲載されていますので、読んでみられるとよいかと思います。
この本、本当にオススメです。買われて損はしないと思います。
昔、Wordとか人に教える仕事とかやってたんだけど、
その立場からいうと、
インデントマーカーは、wordでレイアウト考えるときには、基本的なところでしょう。
図表番号は、めんどうですね。
あんまり使うことはお勧めできないです。
私もめったにつかわないです。
印刷目的だと、やはり、
pagemaker(いまは、InDesignって名前になってるらしい)とか、MSだとpublisher(?だっけな)のアプリが
ほしいところです。
Wordで200ページ以上のものを作ったりしたことがあったんですが、使えたもんじゃないです。
Wordって、入門書とかちゃんと読まなくても比較的簡単に使えるようになる(気がする)ので、インデントマーカーとかでさえ、きちんと覚える機会がなかった気がします。
図表番号は覚えてしまうと意外と便利なのかな、という気がします。
1人で作るのも大変ですが、グループで共有して作るとホントに大変でした。