IBプロジェクトの話ですが、毎日ひたすら電話をかけています。
ぼくは日本担当なので、朝4時頃(日本時間13時頃)に起きて、片っ端から電話をかけつつ、メールで依頼の文書を送って、、、ということを繰り返しています。UK、ヨーロッパ担当のメンバーは普段と変わらず、イギリス時間の昼間に電話をしています。アメリカ担当のメンバーは、イギリス時間の夕方くらいから夜中にかけて電話をかけています。
ということで、本当に”インターナショナル”ということを実感するプロジェクトです。日本に行く前から、早くも時差ボケしつつあります。
さて、けっこうな件数の電話をかけたかいがあって、いくつかアポが取れ始めているのですが、それにしても各企業の対応はまるで違いますね。どこも同じように趣旨を説明しているのですが、非常に丁寧に対応して頂ける場合もあれば、けっこうきつい対応をされてしまう場合もあります。
非常に丁寧に対応して頂けている例(まだ承諾までは得られていない)としては、メールで文書を送ったときに、わざわざ受信しましたという旨の返信を頂きました。これは、少し感動してしまいました。
一方、きつい対応としては、電話で趣旨を説明した際に、「あなたは何の権利があって調査をしているのですか?」(いきなり敵対心?)と言われてしまったり、また別の企業では「情報は漏れないと言われても、そもそもあなた(注:yokokenのこと)自身だって100%信頼できるわけじゃないですからね」と言われてしまいました。突然の電話で迷惑なのは理解できますが、そんな言い方しなくてもいいのに、、、と思うのはぼくだけでしょうか。
また、アポが取れた場合の例としては両極端です。というのは、電話して趣旨を説明しただけで「いいですよ」と言ってくださった場合と、趣旨を説明して文書をお送りして、その後電話をしてみたところ、「確かに担当はこちらなのですが、現在他の部署の確認を取っているところですので、、、」といくつかの部を巻き込んで時間をかけて検討して頂いた結果、「来て頂いて構いません」ということになったり。大企業であるほど、後者に近い対応になる傾向があるようです(これは当然かもしれません)。
言語上は(ほぼ?)問題がない日本語での電話ですが、それでも様々な会社に電話をかけてインタビューさせてください、というのはなかなか難しいことを実感しています。
当然でしょうね。そりゃ。色々あって当たり前。
自分で体験できるので、非常に勉強になっています。