中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる
お金について知らなければ、お金は出て行くばかり
印象的な言葉がいろいろと出ています。
今さら取り上げる本ではないかもしれませんが、もしもまだ読んだことがない方は、一度は読む価値があると思います。
金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ 白根 美保子
著者であるロバートキヨサキは、ファイナンシャルIQ(ファイナンシャルインテリジェンス)が重要であると述べていて、それらは次の4つの要素から成っていると言っています。
1.会計力(著者はこれはファイナンシャルリテラシーと呼んでいるらしい)
2.投資力
3.市場の理解力
4.法律力
日本では今まであまりこういったファイナンシャルリテラシーを身に付けるための教育機会が提供されていなかったように思います。ぼくの場合、学校で習うこともなかったし、親から特に教えてもらった記憶もありません。しかし、例えば「子どもはお金が好きやねん!今、金融教育が必要なワケ」のように、徐々にではありますが、金融教育の大切さが認識され、広まりつつあるのが現状です。
人生の若いときに学んだことがある人と、ない人で、その後の人生が大きく変わってしまうのではないかとさえ思います。
この本は具体的なノウハウを提供してくれる本ではありませんが、基本的な考え方のようなものがわかるかと思います。