最近、ちょっとセインズベリーの話が多かったですが、もう1つだけ。
まずは以下の写真から。
Walkers Sensation という crisps (ポテトチップス)の値札です。通常価格1.69ポンドのところが0.69ポンドになっている(クリックして拡大すると通常価格がよくわかります)ということで、「Half Price」になっているわけです。ん?半額、か?計算してみると
0.69 / 1.69 = 0.408
ということで、約6割引です。まあ消費者からみたら、半額だと思って買ったとしても実は約6割引で買えてしまうわけですからうれしい誤算ではあるわけですが、これがもし4割引にしかなっていないのに「Half Price」なんて表示されていたら、文句言いたくなりますね。
一方、セインズベリーからしたら実際には6割近く値下げしているにもかかわらず、「Half Price」と大きく表示してしまったために値下げ分にみあった売上げを達成できない可能性が高くなってしまう気もします。ただ、「Save 1 pound」(正しい表示)と「Half Price」(間違った表示)のどちらの方がお客さんに与える心理的な影響が大きいかというと微妙かもしれませんね。
とりあえず正しく表示した方がいいと思うのはぼくだけでしょうか。
さて、前置きはこれくらいにして、今日の本題はカエルです。以下の記事は奥さんがThe Timesを読んでいて見つけたものです。
From The Times May 12, 2007
Anyone for a fresh toad salad?
HUNTINGDON When Sainsbury’s began urging customers to “try something new today”, it’s unlikely that anyone at the supermarket chain had toad on a bed of herb salad in mind.
Jessanne De’Ath, from Huntingdon, Cambridgeshire, was unpacking her groceries when she found a natterjack toad, an endangered species in Britain, in her bag of salad. The 7cm (2in) toad is thought to have travelled from Portugal, where the salad was packed.
Ms De’Ath pierced holes in the bag and took it to her local council’s environmental health department. Her next port of call was Sainsbury’s, which gave her a £10 voucher. “I won’t be spending it on salad,” she said.
A Sainsbury’s spokesman said: “An Environmental Health Officer has been informed and is investigating this thoroughly.”
記事は以下のサイトから。カエルの写真も見ることができます。
http://www.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/food_and_drink/article1779800.ece
要するにセインズベリーでサラダを買ったら、中にカエルさんが入っていたようです。そして、遠路はるばるポルトガルから運ばれてきたとか。セインズベリーのスゴサを感じさせてくれます。
このお客さん、セインズベリーから10ポンド分の商品券をもらって、「この10ポンドはサラダには使わないわ」と。
こちらでもすでに洗ってあるカット野菜などが売られているのですが、やはり念のため自分で再度洗った方がいいのかもしれません。
ちなみに、今までセインズベリーのちょっとネガティブな面を書きましたが、特に嫌っているとか、個人的に恨みがあるとかそういうわけではありません。ただ単に、日本人的な視点から見たイギリスのあるスーパーのありのままの姿を書いてみただけです。すべてのスーパーが同じだというわけではありませんので誤解なきようお願い致します。