シティグループが購入価格を見直して約570億円の経費削減に成功したそうです。先週の木曜日のファイナンシャルタイムズ(英国にいるので、フィナンシャルタイムズではなくあえてファイナンシャルタイムズと表記してみました)に載っていました。
英語のタイトルは“Citigroup cuts $500m from purchase costs”です。
Citigroup cuts $500m from purchase costs
By David Wighton in New York
Published: July 6 2006 02:00 | Last updated: July 6 2006 02:00
Citigroup saved more than $500m last year from the introduction of central computerised purchasing as Chuck Prince, chief executive, stepped up efforts to capitalise on the scale of the world’s biggest financial services group.
The savings stemmed partly from renegotiated contracts, including a halving of the price the bank paid for pens.
The rest of this article is for FT.com subscribers only
なんでも、コンピューター、えんぴつ、トイレットペーパーなどの購入を見直したり、グループ外にオーダーを出していた取引などをできるだけグループ内にするようにした、とのことです。
やはりコスト感覚ってとても重要だと思います。メーカーでは当たり前のことかもしれませんが、金融機関でこのようなことをやったというのは結構すごいことだと思いました。
まあある意味当たり前のことなのですが。
ちなみに、ファイナンシャルタイムズはビジネススクールで平日は毎日無料で配布しています。とりあえず、毎日目を通す(読んでいるとは書いていません)ようにはしていますが、日経新聞とはずいぶん違うなぁと感じています。