MBAは Master of Business Administration の略で、一般的には経営学修士と訳されています。大学院の修士号のひとつではあるのですが、他の修士号と異なる点がいくつかあります。例えば、学部卒業後すぐにMBAに進学する方はほとんどゼロで、多くのMBA学生はスクールにもよりますが、実務経験(就業経験)3年〜7年程度の方が多いようです。
そのようなMBA留学というチャンス(もちろん、あくまで合格すればという条件付です)を会社から頂くことができ、2005年の6月下旬頃からその受験準備(MBAの場合、受験というよりも出願という言葉の方がしっくりくるような気がしますが)を始めました。
日本から留学される方は大きく分けて私費留学(会社を退職もしくは休職して留学)、企業派遣(勤務している会社からのサポートを受けての留学)にわかれます(企業派遣という制度があるのは、日本と韓国のみだそうです)。
一般的に帰国子女とかでかなりの英語力を持っている方でない限り、準備期間は2年程度と言われていますが、会社から留学候補生に選ばれたのは出願の約半年前でした。その分会社からのサポートもあったわけですが、決して平坦な道のりではありませんでした。
特にぼくの場合は帰国子女でもなんでもなく、英語にはかなり苦労しました。その体験記をご参考までに書いてみたいと思います。
ドメドメ育ちのぼくにとっては、実際に留学して異国での生活は未知のものであり、さらなる困難が待ち受けているものと思われます。しかし、留学準備の約8ヶ月間も、今まで経験したことのない苦しみがありました。苦しみがあったからこそ、これを書いている現在の開放感と、大きな喜びがあるのだと思います。
なお、質問等ございましたらいつでもメール等頂ければ、できる限りお答えさせて頂きます。ブログを書いている人に突然メールを出すのはためらわれる方もいるかと思いますが、ぼくの場合はブログなどを書かれている方に積極的にメールなどで質問させて頂いて情報を集めました。やはり実際に体験されている方に聞いてみるとよくわかりました。
ぼくの場合、留学生活はまだこれからですが、、、
すこしでもご参考になればと思います。
2006年4月
yokoken
ちなみに、この「MBA受験体験記」の更新日は、実際の更新日とはまったく関係ありません。ブログの仕組みを使っている関係上、更新日を2005年12月1日に設定してありますが、その頃は出願活動の真っ最中で、とても更新なんてしている場合ではありませんでした。