2014年1月末頃のアセットアロケーション その2

昨日、現在目標としているアセットアロケーションと、実際のアセットアロケーションをご紹介しましたが、このアセットアロケーションを少し違った切り口で見てみたいと思います。
まずは、どの国に投資しているかというカントリーアロケーションです。ここでは、「日本」、「先進国」、「新興国」、「その他」に分けていますが、「その他」は現在入っていないので、実質3分類になっています。
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日本が12%、日本を除く先進国が62%、新興国が26%となっています。しかしながら、実際のアロケーションは以下のように、半分以上が日本になってしまっています。まだまだ円建て資産の割合が高く、国際分散できていない状況です。
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次に、「株式」「債券」「REIT」「その他」といったアセットクラスという視点で見たときにどのように見えるか確認してみます。株式が7割弱の68%、残りを債券とREITで16%ずつ分け合っているのが目標です。
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ところが、これまたひどいことに、実際のアロケーションは、株式が9割以上となっており、残りを債券とREITが少しずつといった状況になっています。
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ということで、どの視点で見ても、目標と現実はかなり乖離しているわけですが、今後、少しずつ目標に近づけていきたいと思います。

2 件のコメント

  1. 投資一族の長

    その2で、グラフが相当ブラッシュアップされてる。さすがですね。その3があるのか知りませんが、個人の場合、フルインベストメントのファンドと違い、現金というアセットクラスに投資(退避)することが許されているのが大きいと思っています。証券投資のアセットアロケーションでなく、現預金を含めた金融資産アロケーション(株か債券・現金の2種に分ける大ざっぱなもの)とS&P500(世界景気)の動向だけで、私の過去は説明できてしまいます。yokoken氏のことですから、金融資産だけでなく、不動産資産も含めたアロケーションも見ていることとは思いますが。

  2. yokoken

    投資一族の長さん、ご無沙汰です。
    その3は考えてませんでしたが、何か思いついたら書きたいと思います。
    確かに、ファンドの場合は基本的に休むことなく、ほとんどすべてをリスク資産に配分するものがほとんどですよね。以下のリンクにある、ひふみ投信なんかは現金比率を50%まで上げるようですが、かなり貴重な存在だと思います。
    http://www.rheos.jp/hifumiplus_sp/
    もちろん、自宅を含めた不動産も入れたアセットアロケーションも見ているのですが、そうすると不動産が9割を超えてしまうので、金融資産がとても寒い状況となってしまうため、ここでは金融資産の中でもリスク資産の部分に限って、アロケーションを記載してみました。

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