新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術 | |
北 真也
シーアンドアール研究所 2011-11-16 |
●CHAPTER1 クラウドで実践するビジネスパーソンの情報武装
●CHAPTER2 情報を「いつでも、どこでも」クラウドに収集するテクニック
●CHAPTER3 クラウドの「セルフマネジメントシステム」を使いこなす
●CHAPTER4 クラウドの「情報マネジメントシステム」を使いこなす
●CHAPTER5 クラウド&iPhoneでアウトプットを活性化する
●CHAPTER6 クラウド&iPhoneによるライフログとその活用
一昨日の クラウドHACKS! ―同期と共有でラクチン・ノマドワークスタイル 同様、こちらもクラウドを活用した仕事術といった感じの本です。
ただ、クラウドHACKS!では幅広くツールが紹介されてのに対して、どちらかといえばこちらはiPhoneとそのアプリを中心にして書かれています。そして、Toodledoや、EVERNOTEについてもけっこう細かく、そしてここまで使うんだ?!といったところまで書かれている印象です。
最初の方に以下のような記載があるのですが、こういったこと考え方は非常に重要だと思います。スマホを買ったものの、あまり活用できていない方は、使い方を学ぶことにもある程度の時間を使って、使える仕組みを構築するべきですし、そうして初めてアウトプットにつながっていくのだと思います。
本書の目的は、ビジネスパーソンがクラウドツールやiPhoneを活用して、「成果を出し続けるための能力と仕組み」を作り上げることにあります。(P.17)
「成果を出す」ことと、「成果を出し続ける能力と仕組み」を構築することは、どちらが重要というものではなく、どちらが欠けてもうまくいかない車の両輪のような関係にあるのです。(P.19)
もう4年以上前に書いたエントリーで引用したものですが、この話、ぼくはけっこう好きです。こういったジレンマに陥らないよう、日々カイゼンしていきたいものです。
あるところに新しい斧を手に入れた木こりがいた。1日目、彼はその新しい斧で10本の木を切り倒すことができた。日を追うごとに、彼は長時間、より懸命に仕事に精を出すようになっていった。だが、切り倒す木の数は、それに反比例して日増しに少なくなっていった。
それを見た仲間がこうアドバイスした。
「なぜ斧の刃を研がないのだ。刃がボロボロになっているのに研がないままでいるんだから、木がなかなか切り倒せないのは当たり前じゃないか」
すると、働き者の木こりはこう答えた。
「俺は、そんなことをしている暇がないほど忙しい。もっと数多くの木を切り倒さなければならないのだから」
やはりクラウドツールはガンガン活用していかないと、もったいなくてもったいなくて。
ということで、iPhoneを中心に活用していきたい方は目を通して損はないと思います。
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