4月に退去があり、先日原状回復工事が完了した部屋ですが、入居者が決まりました!
審査もすでに通っているので、このまま行けばもうすぐ契約になります。
2ヶ月半程度の空室期間でしたが、4月の退去という時期(2~3月の繁忙期を逃してます)と、それなりの原状回復工事を行ったこと(特にゴールデンウィークを挟んだのは遅れの一因)を考えるとまずまずの結果だったのではないかと思います。
一方で、原状回復工事にはそれなりの費用もかけましたし、今回は礼金ゼロという条件ですので、それなりの費用負担もあります。ただし、今回は賃料アップに成功。できるだけ長く住んで頂ければ、きちんと回収もできるはずです。
この考え方は次のようなものです。例えば40万円の費用をかけて、3000円/月の賃料アップに成功した場合、年間で36000円のアップですから、
36000円 / 400000円 = 9%
として、9%の投資とみなすこともできます。ただし、2年後に退去してしまってまた出費が伴う場合は、40万円の投資効果の持続期間がどのくらいかというのは明確ではありません(例えばキッチン交換などであり、2年間で傷んでいなければそのまま効果はあるかと思いますが、とんでもない破損がある場合は再び交換しなければならないかもしれません。あくまでたとえばの話です)。
ですから、あくまで一定の計算方法による指標として認識しておく必要があるかと思います。
例えば、テレビドアホンを取り付けると2000円程度の賃料アップになるのであれば、工事費込みで2~3万円程度の初期投資ですむでしょうから、リターンが100%の投資と言えるかもしれません。
このような観点で、現在求められている設備を考慮に入れつつ、費用対効果のよい設備を導入していくことで、投資効率の改善につながります。そのためには、前述のような形でリターンを計算するのが便利というわけです。
ということで、再び満室状態になりました。
本当にありがたいことです。ツイてます。