住まいのプロが教える30の警告 「この街」に住んではいけない!
中川 寛子
毎日を楽しく、気持ちよく、そして安心して過ごしたい。誰もが持つあたり前の思いです。その基本となるのが、「住む街」と「住む家」。ところが、「街選び」「家選び」が間違えだらけ、だったらどうしますか? じつは、驚くほど間違えだらけなんです。そう指摘するのは、「住まいのプロ」として知られる、カリスマアドバイザーの中川寛子。オールアバウトでも人気ナンバーワンのガイドとして知られています。
住まいのプロが教える30の警告は、「街選び」が防災編、防犯編、便利さ編、快適さ編、「家選び」が建物編、住戸編に分け、その驚愕の危険性とその理由、回避する方法の数々を詳しく紹介。図表あり、写真あり、イラストあり、データも満載の見やすく、わかりやすい解説つきです。
首都圏ばかりでなく、関西圏、中部圏などの大都市圏のデータを網羅した画期的な内容で、全国の都市生活者すべてのお役に立つ必読の一冊です。
内容の一部をご紹介します。「地震国日本では20m以上も以下も危ない」「サンズイの街、希望の街には複合的な危機が」「4歩で横断できる道ばかりの街では火災に注意」「公園のトイレが汚い街は夜道が危ない」「空き巣はコンビニの多い街が好き」「親の最大関心事、いじめ問題は下駄箱に出る」「腐ったサトイモを売っているスーパーのある街は、物価が高い」「緑豊か。でもダメな環境もある」「相場より1割以上安い物件には手を出すな」「トイレをけちる物件は鉄骨もけちる」「縦型の鍵穴は空き巣好み」……etc
一人暮らしの女性、新生活で家を探している人、引っ越しを考えている人、家やマンションの購入を予定している人、犯罪に巻き込まれたり、巻き込まれそうになった人。この本を読むと、快適で安心・安全な「住む街」と「住む家」が見つかります!
http://www.amazon.co.jp/住まいのプロが教える30の警告-「この街」に住んではいけない-中川-寛子/dp/4838718470
この本は、「街選び」および「家選び」に関する基本的な考え方が書かれています。具体的には上にも引用したとおり、大きくは
- 「街選び」:防災編、防犯編、便利さ編、快適さ編
- 「家選び」:建物編、住戸編
と分かれていて、それぞれについて基本的な考え方が書かれています。
建物の基礎の重要性、水害を避けるためにはハザードマップをチェックする、といったことから、子供が通うであろう学校のチェックの方法、そして、トイレを見て物件を評価する方法までカバーされている範囲は広いです。
全てを満たす物件を探すのは難しいと思いますが、検討するときに、どういった視点があって、自分は何を重視したいのか、を明確にするためには知っておいて損はないかと思います。
いろいろ本を読んでみて、本によって見方も結構違うのですが、結局は自分にとって重要な点を明確にし、それを満たす場所に家を買えば、満足度は最も高くなるのではないかと思います。
とは言っても、建物自体の質とかは重要ですし、気にする場合は地盤とかも考慮に入れておきたいところだとは思いますが。