ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ

ボロ物件でも高利回り 激安アパート経営―入居率95%を誇る非常識なノウハウ
加藤 ひろゆき
4478001545
久しぶりに不動産投資の本を読みました。著者が所持金200ドルでアメリカから帰国後、どのように不動産投資を始め、どのように資産を増大させていったかが実体験として書かれています。不動産投資には本当にいろいろなスタイルがあるもんだなぁ、とあらためて思いました。
非常に実践的な内容なので、とても勉強になりました。

古い物件で、残存価値やリフォーム代が心配な人は、購入前に、信頼のできる大工さんや建築士にお願いして、一緒に物件を見てもらおう。日当を一万円くらい払えば喜んで協力してくれるだろう。 P.28

この一万円はケチってはいけない一万円だと思います。

地元で不動産投資仲間をつくることは重要だ。 P.65

不動産投資仲間を作る前に、イギリスに来てしまいました。当面は積極的に作っていこうと思います。

物件を続けて買うには、購入した物件のキャッシュフローを、できるだけ次の物件に投入することだ。これを繰り返す。そうすると、複利の力が強烈にプラスに働く。そして急激に資産が増えていく。後半は、ほとんどキャッシュフローのみで買える。贅沢品は、あとでいくらでも買える。資産がある程度増えるまで、じっと耐え忍ぶことだ。 P.124

こういう方は、あとになっても贅沢品は欲しくならないでしょうね、おそらく。こういう方が資産を増やす方なのだと思います。

一番安価なリフォームは、電球をすべて100ワットに換えることだ。1個170円くらいで交換できる。部屋が明るくなって、内覧者が喜ぶ。照明をすべてONにしておき、ブレーカーを切っておく。内覧時、ブレーカーを挙げた瞬間にすべての照明が点灯スル。ハリウッドの撮影現場のような、光の演出だ。 P.135

おカネを使えばよいというものではなく、アタマを使うことが重要なんですね。こういった工夫はすぐにでも実践できそうです。もちろん使うべきおカネは使わないといけないのですが。

今までの体験上、物件の立地条件、家賃、ナウでヤングなリフォームなども、入居を決定付ける重要な要素だが、一番大切なのは、大家の営業力だと思う。 P.167
管理会社に任せきりにせず、自分でどんどん営業しよう。賃貸業者を訪問したり、自費で広告を掲載したり、看板を製作しよう。入居者が決まらないことを業者のせいにしてはいけない。あなたの努力が足りないのだ。 P.180

おっしゃる通り、としか言いようがありません。

毎月、10万円分くらい書籍を購入して、マクドナルドで勉強スル。コーヒーのおかわりができるのでありがたい。 P.231

1冊1500円だとすると67冊、3000円だとしても33冊。平均的には毎月50冊程度は読まれているのでしょう。比較的時間の取りやすい今のうちに、もっと本を読まなければ、、、
いろいろと参考になる本でした。

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