ちょうど1年が経ちました

昨年の6月19日にマンチェスターに来て以来、ちょうど1年が経ちました。
今でも覚えているのは着いた日の夜、ホテルのルームサービスでピザを注文し、それが全くと言ってよいほど口に合わない味だったため半分ほど残してしまったことです。そして、翌朝サンドイッチなら大丈夫かなと思って、町に出てサンドイッチを買ってみたものの、これがまた想像を超えていて、、、
詳細はコチラです。
この頃はかなり食生活に対して絶望的な感がありましたが(もちろん奥さんが一緒なので外食という意味ですが)、ガイドブックを買ったりして狙いをつけて探すようになり、マンチェスターのお店もけっこう開拓することができたと思います。
そして、今晩は昨年購入したものの今まで一度も使っていなかったフライヤーを使ってとんかつを作ってもらいました。

これはなかなかおいしかったです。
とりあえず、手軽にとんかつパーティーはできそうな気がします。すばらしい!
それから、MBAの方ですが、サマースクール、Pre-MBA、Diploma Stageと前半が全て終了しました。当初(そして今でも)最も苦労したのが英語です。やはり聞けない、話せない、というコミュニケーションに始まり、日々の予習や期末の試験における読めない、書けない、というあらゆる面においてそれなりに苦労しました。当たり前のことですが、ネイティブとは圧倒的な差があります。そして、英語そのもので苦労しているのはほぼアジア人の一部だけであり、それ以外の国の人はほとんど苦労していないと思われます。MBA受験のために、TOEFLのスコアを上げて、GMATもやって、と一生懸命英語の勉強をしてきてMBA受験している人はやはりアジア人に多いような気がします。
一年経って、どれほど英語力が上がったかと聞かれても、今のところたいして上がった感じはしないというのが正直なところです。
そして、時には英語以上に苦労したのが、カルチャーの違いです。カルチャーの違いって、こんなにあるのか、と身にしみて感じることができた1年でした。日本人的にまず気になるのは時間に対する感覚の違いでしょうか。ルーズな人は、ありえないくらいルーズです。ルーズを超えて、来ない、ということもしばしばです。また、仕事のやり方といった面でも、かなり差を感じました。作業をすぐに分担してお互いのことにはそれほど干渉しないタイプの人もいれば、みんなでじっくり議論してできるだけ考え方をシェアしようとするタイプの人もいます。チーム内でどのようなスタイルで進めるかをはじめにきちんと決めておかないと、なかなか思うように進まなかったりすることもしばしばでした。さらに感覚的に違うなぁ、と感じたのはミーティングが平行線をたどったりしてダラダラと長くなってしまったようなときに、ある人は「何時までやるんだ?デッドラインを決めよう」と言い出し、一度それに合意すると、どんなに途中であっても「私は帰る」と言って帰ってしまう、というような人がいることです。そんなこと言ったって、(特に締め切り間近の場合などは)終わるまでやるしかないだろう、とかって思うのですが、問答無用で帰ってしまう人もいました。これにはさすがに参りました。
まあいろいろありましたが、マルチカルチュラルな環境でのグループワークを数多くこなしながら、MBAの基礎科目を勉強できたことは大変貴重な経験だったと思います。この経験をした後で海外勤務するか、この経験なしに海外勤務するかでは、かなり違ったものになるような気がします(ぼくの場合、海外勤務するとは限りませんが)。
残りの9ヶ月も頑張っていきたいと思います。

2 件のコメント

  1. 名無しさん 返信

    もう一年経つのか。早いなぁ。
    最近は以前よりも文章に英語っぽい面が
    かなり出てきてるように感じるよ。
    日本と違った慣習を経験できるのって
    すごく楽しいことだと思うよ。
    俺はまだパスポートを持ったことが無いから
    国外は当然、行ったことが無いんだけど
    とりあえずハワイくらいは行きたいものだ(笑)
    まぁ、ハワイは
    あまり「アメリカン」とは言えないけどね^^;

  2. yokoken 返信

    あっという間の1年でした。このままあっという間に来年3月末の修了をむかえてしまうのかも知れません。
    そうですね。日本と違う面を一挙に体験できたという意味では、貴重な経験だったと思います。
    ハワイは行ったことがないのであくまで聞いた話ですが、日本語が通じるところもあったりするらしいですね。ちなみに、ぼくはハワイを含めてアメリカには行ったことがありませんが。

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