コーポレートファイナンスの期末試験の結果が返ってきました。例によって(?)、あまりよくはありませんでしたが、落とさなかっただけよかったとポジティブにとらえておきます。
さて、コーポレートファイナンスの成績は40%が個人レポート、60%が試験によって決まるのですが、個人レポートに関しては1ページのメモで個別に教授からのフィードバックがありました。フィードバックは設問ごとのスコアだけでなく、どこがよかったのか、どこが悪かったのか、についてコメントがあり、評価のポイントがある程度明確になってとてもよいと思いました。
そのフィードバックを見てみたところ、NPVルールを破って、プロジェクトを評価したところで、けっこう減点されていました。2つのプロジェクトを比べて、どちらのプロジェクトを採用すべきか、という話だったのですが、個人的にはNPVが大きくは違わなかった(5.25と5.58)こともあって、他の面から総合的に判断すべきと考えました。ペイバックを見ると、4.29Yと7.39YでNPVが小さいものの方が3年以上短かったり、他にもいくつか理由を挙げて、NPVでは小さいものの、実際に投資するのであればこの例ではNPVの小さい方にすべきという結論に至りました。
しかし、このNPVルールに関する考え方がよろしくなかったようで、このルールを破るには厳密性に欠ける議論だ、というコメントを頂いてしまいました。もし自分が投資するのであれば、この程度のNPVの違いなら、リスクが明らかに低いと思われる投資を選ぶのですが、そのあたりがうまく説明できていなかったようです。
無念、、、
何はともあれお疲れ様。
厳密性に欠けるとまで言われるとしゃあないかって思うよな。法律科目なんかそういうのばっかりやで。自分の中では説明十分なんやけど、相手に伝わらんかったらやっぱ負けやねんな。
あと半年、お互い頑張ろな。
ありがとうございます。
法律の場合厳密性が大事かと思いますが、投資判断の場合は、理論的な枠組みにとらわれ過ぎるのはあまり意味がないと個人的には思っています。
ドメドメ育ちの人間にとっては、英語で自由に自分の意図を表現できず、もどかしいものがありますね、、、
今後も頑張って行きましょう!