クラスの人たちとパントマイムを観に行って来ました。英国でのパントマイムというのは、日本人が想像するであろうパントマイムとは異なり、クリスマスシーズンに観に行くおとぎ話の劇のことのようです。
詳しい説明は以下のページを引用させて頂きます。
クリスマスのイベントとして有名なのは、パントマイム。パントマイムとはクリスマス時に上演される伝統的な喜劇です。もっとも代表的なのは「白雪姫と7人の小人」、「ジャックと豆の木」など。 日本をはじめ他の国で一般に知られているパントマイム(無言劇)とは異なります。歴史は17世紀18世紀にまでさかのぼると言われており、今日の形に近い、歌や踊りを交えた滑稽な劇の形になったのは、やはりヴィクトリア時代のこと。ここから徐々に現在の形(おとぎ話に話題をとりクリスマス近辺になると演じられる)に発展してきました。
http://www.affinity-japan.com/ed/rep_uk02.html
観に行ったのは、SNOW WHITE、つまり「白雪姫と7人の小人」です。
SNOW WHITE – Saturday 9th December 2006 to Sunday 7th January 2007
Coronation Street’s John Savident (Fred Elliott) and Suranne Jones (Karen McDonald) will both be appearing in the production of Snow White this Christmas. John Savident takes on the role of the Queen’s Henchman, whilst Suranne is perfectly cast as the beautiful Snow White. Joined by a great cast including Key 103’s Justin Moorhouse as Muddles (click here to read our interview with Justin) and Harry Potter’s Warwick Davis as Prof, the Chief Dwarf. A sensational cast plus sparkling sets and costumes makes this pantomime the one to be seen in Manchester. This dazzling pantomime will melt your heart as the beautiful Snow White meets her Prince Charming, they fall in love and they all live happily ever after. With glittering costumes, fantastic sets, side–splitting comedy and lots lots more. Snow White at the Opera House, Manchester is the perfect winter warmer for Christmas.
http://www.manchestertheatres.com/operahouse.htm
このパントマイム、かなりインタラクティブでした。つまり、演者がお客さんにいろいろ問いかけて、お客さんがその都度大きな声で答えたり、歌を一緒に歌ったり、悪役が出てきた瞬間全員でブーイングをしたり、、、と行く前に想像していたものとはちょっと違いました。そして、一緒に行ったのはイギリス人が多かったのですが、彼らは小さい頃は毎年パントマイムに行っていたことのことで、これらの対応に非常に慣れていました。かなり大声を張り上げて、真面目に対応していました(目の前に座っていたイギリス人Sは静かに見ていましたが)。
そして、面白かったのはところどころに現代のネタが取り入れられていたことです。例えば、
「情報を探しているんだ、、、」
「Google みたいに?」
とか、
「スノーホワイトの正確な居場所はこのミラーが知っているはずだ」
「GPSみたいだな」
などです。
毎年恒例のクリスマス行事とあって、満席状態でした。本当はマンマミーアも観に行こうと思っていたのですが、どうやらチケットがもう取れないようです。
ということで、クリスマスシーズンのイギリス事情でした。
ちなみに、マンチェスターにはかなりの数の劇場があり、ロンドンまで行かなくてもこういった演劇は十分楽しむことができるようです。