「経済」についてほとんど勉強したことがなかったので、手始めにかなりやさしめと思われる本を読んでみました。
東大生が書いたやさしい経済の教科書
東京大学赤門Economist
基本的な概念が順を追ってわかりやすく書かれてます。需要と供給、GDP、マネー、IS-LM分析、インフレ・デフレ、為替、国際経済、古典派&ケインズ派、といった具合です。全体的なイメージを理解するにはとっつきやすい本だと思いました。
ぼくが知らなかっただけだとは思いますが、へぇーそうなんだぁ、と思うようなことも結構書かれていました。例えば、
変動為替相場制を採用している国は世界全体の約25%にしかすぎない
家庭内無償労働(家庭内の炊事・洗濯・掃除・育児など)は99兆円にものぼり、GDPの21.6%(1997年)にものぼる
など。
勉強するときはいつも思うのですが、かなりやさしめの本から入ることが重要だと思います。いきなりまじめな教科書みたいなのを読み始めたら嫌いになること間違いなしです。こういう類の本は大切だと思います。
そういえば、未だにミクロ経済学は勉強したことがありません。同じような本はないものでしょうか。