「タックスヘイブン(租税回避地)にあるオフショアバンクなどにどのようにして口座開設するか」といったことについて、基本的な知識から実践的なことまで書いてあります。
海外預金口座の開設活用徹底ガイド
岩崎 博充
英国に留学するということで、現地でどのように口座を開設するのか、どこの銀行が有利なのか、について最近は興味があるわけですが、そのような内容については一部触れられているものの、基本的には日本の居住者であり続けながら、海外口座をいかにして開くか、といった内容の本でした(まあ読む前からわかってはいたことですが)。
それにしても海外で銀行口座を開くのは敷居が高いみたいですね。日本の銀行だと、(おそらく)1円(もしくは残高ゼロ円)から口座を開設することが可能で、しかも口座維持手数料とかはたいていの場合かからないと思いますが、海外の銀行はけっこう最低預入金額が数百万円(相当)だったり、プライベートバンクにいたっては、金融資産1億円(相当)以上や総資産で3億円(相当)以上、などちょっと手が届きそうにない領域になってます。いつかプライベートバンクのサービスを受けてみたいものですが、そんな日が訪れることはあるのでしょうか、、、
マン島、ガンジー島、ジャージー島、、、オフショアバンクに口座を持っているとちょっとかっこいい気もしますが、当面は必要なさそうです、、、
そういえば、タックスヘイブンといえば、以前は「税金天国(=tax heaven)」のことだと思っていましたが、ある時「租税回避地(=tax haven)」であることを知りました。あーら、勘違い、という感じですね。もっと英語力を鍛えねば、と思います。