アパ・マン137室入居率97.4%の満室経営バイブル

アパ・マン137室入居率97.4%の満室経営バイブル
今田 信宏
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以前、セミナーにて対談を聞いたことがある今田信宏さんの本です。
下に引用した目次を見て頂ければわかるかと思いますが、満室経営をするため(つまり、空室を埋めるため)の実践的なマーケティングについて、書かれている本です。
敷金、礼金、広告費、キックバックなど、入居してもらうためのさまざまな価格の話から始まり、キャッシュフローの重要性、内見の回数と成約率、管理会社や賃貸仲介業者との協力関係など、満室経営を実現するためのマーケティングに含まれるであろうほとんどすべてのことが書かれている感じです。
しかも具体的な数字も書かれているので、イメージがわきやすく、非常に実践的な内容だと思います。

多くのケースで共通することですが、問題は管理会社の怠慢にあるのではなく、空室を埋めるための工夫をしない大家さんにあるようです。 (P.64)

これは確かにその通りな気がします。
管理会社にお願いしておけば何とかなるだろう、と思っていると、なかなか決まらなかったりします。管理会社にお願いしつつ、その進捗をちょくちょく問い合わせたり、いろいろとこちらから提案してみたり、と積極的に動いていかないと、決まるものも決まらない気がします(今までの少ない経験からですが)。
不動産投資をされている方、しようとしている方は、一度は目を通された方がよい本だと思います。
著者 今田信宏さんのサイトです。
実践不動産投資家 今田信宏のサイト
大家119 ドットコム
本書の目次は以下の通りです。

アパ・マン137室入居率97.4%の満室経営バイブル
今田信宏 /著
内容紹介:
不動産不況が続くなか、空室で悩む大家さんに向け、自身も不動産投資と満室経営を実践する不動産投資コンサルタントが満室経営のノウハウを公開。アパート・マンションを含む7棟計137室で、なんと97%超の入居率を誇る著者が、満室のために必要な知識をすべて紹介した、賃貸不動産経営のバイブルといえる1冊。
目次詳細:
はじめに
プロローグ まずは賃貸不動産経営の基本をおさえておく
1賃貸不動産経営とはどういうものか
2知らないと損する賃貸借契約の基本
3意外と知られていない入居者募集の基本
4知らないと無駄が出る物件管理に関する基本
第1章 ラクに満室経営ができる物件かどうかの見極め
5満室経営は物件選択の段階からはじまる
6満室経営でキャッシュフローを生み出す物件例
7満室経営ができる物件かどうかを見極める
8よい物件かどうかは必ず現地でチェックする
第2章 おもしろいように入居者が決まる募集条件の法則
9満室経営はやる気がないとうまくいかない
10入居者が決まるのには法則がある
11入居者がおもしろいように決まる募集条件
12これが空室を埋めて満室にした募集条件例
13満室経営のために数値データをうまく使う
14管理会社と賃貸仲介業者との協力関係を築く
第3章 コストをかけずに入居率を高める物件リフォームの極意
15物件を購入したらまずは名称を変更する
16物件の名称を変更したら看板をつくりなおす
17物件をいつまでもキレイに保つ方法
18内見者がくさいと感じる物件は満室にならない
19ほかよりも安く外壁塗装と内装変更をする方法
20手間をかけずに安くリフォームする方法
21入居率が高まる内装設備の選び方
第4章 金持ち大家さんになるための管理会社選びとコスト管理
22物件の管理は自分ですべきか委託すべきか
23管理会社の入居者づけの優先順位を知っておこう
24かしこい管理会社の選び方
25意外と見直しが難しい管理費を安くする方法
26かしこい大家さんは知っている家賃回収の方法
27ほかよりも清掃費用を安くする方法
28効率的にゴミを収集してキレイにする方法
29知らないと損をする水道料金を安くする方法
30ガス会社を変えるとガス設備が一新される裏技
31エレベーターの管理費用を抑える方法
32駐車場不足を解消する方法
33放置自転車を処理する方法
34大家さんを悩ます放置自転車の対処法
35入居者が部屋で亡くなったときの対処法
36かしこくお金を残す方法
第5章 金持ち大家さんは知っている家賃滞納とクレームの対策
37大家さんのための家賃の滞納対策
38金持ち父さん流、家賃保証会社の選び方
39入居者からのクレームは上手に処理する
第6章 ボロ物件でも満室にできる入居者づけの秘訣
40生活保護者を入居化にして満室にする
41ペットを飼育化にして満室にする
42外国人を入居化にして満室にする
43フリーレントやプレゼントをうまく利用する
著者紹介:今田信宏
不動産投資コンサルタント。1964年9月山口県生まれ、岡山県育ち。岡山大学工学部卒業後、地元のメーカーに就職し商品開発業務に4年間従事。その後、大阪の大手機械メーカーに転職。商品開発を経て、商品企画業務で海外を飛び回っている最中に不動産投資に目覚める。2004年に不動産投資をはじめ、2006年の保有不動産はマンションとアパートをあわせて7棟137室、総資産額6億5000万円にまで増やす。年間家賃収入は8400万円を超え、銀行への年間返済額は3570万円、差引額は4830万円に達する。満室経営に秀でており、年間の入居率はなんと97.4%。平均入居率が80%といわれるなか、驚異的な数値でほぼ満室の経営を続ける。今田流満室経営は、できるだけ手間をかけないラクラク経営を特徴としている。現在は、自身のホームページで成功法や体験談を積極的に公開しつつ、大阪府堺市を拠点に全国の不動産投資家に、不動産投資や満室経営のコンサルティングを実施している。

http://www.kankidirect.com/np/isbn/9784761265991

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