最短で結果が出る超仕事術

最短で結果が出る超仕事術 (講談社BIZ)
荘司 雅彦
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この著者

平均的弁護士の10倍の仕事をこなしつつ「ノー残業、土日完全休み」の生活を続け、年収7000万円をキープしてきた 本の帯

そうです。ノー残業ってのがすごいですね。本当なのかな?とか思ったりもしますが、この方がやっていることのうち、少しでもマネして取り入れることができたら、少しは仕事の効率がよくなるはずです。

「着手してしまえば、仕事の半分は終わったようなものだ」 P.35
困難な仕事を先に片付ける習慣を定着させるには、一つコツがあります。それは、「まとまった時間はいらない!途中でいつでも中断して構わない」という気持ちで始めることです。 P.36

どうも取りかかりづらい仕事とかって、ありますよね。まとまった時間が取れそうにないから後でいいか、とかって思ってしまいがちな。でも、やり始めてみたら意外とすんなり終わってしまった、なんてこともよくあることです。とにかくまずは着手するようにしてみます。

最近、さかんに手帳に目標などを書くことの重要性が説かれていますが、これは心理学的に正しい行為なのです。人間というものは「書く」「書いたものを確認する」というコミットメントを繰り返すことによって、書かれた内容に沿った行動を取る(書かれた内容と一貫性のある行動を取る)という傾向があります。そうであれば、どんどん書き込める手帳の方が、携帯端末機器より便利で手軽だと言えます。 P.45

今年の1月頃に手帳を買ったのですが、現在のところまったく使っていません。どうも、手帳を使うのが得意ではありません、、、どうしたもんでしょうか、、、

組織において「朝令暮改」を行う場合、トップは部下や周囲に対して、しかるべき「説明責任」を果たさなければなりません。「かくかくしかじかの事情で、当初の方針をこのように変更します」という理由の説明があれば、下の者も混乱をきたすことはないでしょう。 P.101

説明がないと本当に困ります、、、

私は弁護士として多くの会社を見てきましたが、「仕事は仕事、休みは休み」と割り切った組織の方が、概ねいい業績を挙げています。 P.138

ぼくはこの考え方好きです。なんとなくダラダラ仕事を続けるのは好きではありません。

「なんで私が、こんなつまらない、小さな仕事をしなければならないんだ!」
ビジネスパーソンの多くは、こう怒鳴りたくなった経験が少なからずあるのではないでしょうか?
しかし、つまらない仕事や小さな仕事を絶対に馬鹿にしてはいけません。さきほども少し触れましたが、それらが大きな仕事に化けることが、世の中には結構あるのです。 P.155

ぼくの経験でも、これは確かにその通りだなぁ、と思います。「え、なんでこんなこと?」とか思ったりしても、その経験が後々になって意外なところで役に立ったりするものです。特に入社してすぐの頃は仕事の選り好みはせずに(できないかもしれませんが)、何でもどんどんやっていった方がよいのではないかと思います。

「自称プロ」ではなく「本当のプロ」をめざせ
仕事のプロの条件
① 自分で責任が取れる人
② コスト意識を持っている人
③ お金のことをはっきりできる人
④ 最新の専門知識を有している人
⑤ 結果を出す人
⑥ 約束を守る人 P.189~

どれも重要だと思いました。

しかし、私を含めて同じ部署の人間は全員、その上司を尊敬・敬愛していました。私と同じように罵倒されまくっていたにもかかわらず、です。
その“鬼上司”が部下の尊敬・敬愛を集めていた大きな理由は、自分が決裁印を押した事案に関しては、すべて自分で責任を取ったからです。 P.192

罵倒しまくった上に、部下の責任にしてたら最悪ですね。でも、すべて自分で責任を取ったら、逆に尊敬されるんですね。この差は非常に大きいですね。

余談ですが、私が娘にいつも教えているのは、
「人間にとって最も大切なのは、『約束を守ること』と『自分に非があるときは言い訳せずに謝ること』の2つだよ。この2つを守っていけば、最低限、どこの社会のどんな組織でも通用するよ」
ということです。 P.211

留学中に、外国人と一緒にいろいろな活動をしましたが、この2つができない(をしない?)人がけっこういることを実際に肌で感じました。

一つだけ言えるのは、どんな仕事でも「仕事がやりがいを与えてくれるのではなく、仕事の中から自分自身でやりがいを見つけるしかない」ということでしょう。 P.226

たまに仕事に対して文句ばかり言っている人がいますが、とりあえずは好きになるまで全力で取り組んでみるしかないんだと思います。そしたら、いつの間にかやりがいが見つかるのではないでしょうか。
残業ゼロって、ひびきいいですね。がんばります。

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