マスターの教え

マスターの教え
ジョン マクドナルド 山川 紘矢 山川 亜希子
4870314703
この本は、斎藤一人のツキを呼ぶ言葉―日本一の大金持ち! の中で、斎藤一人さんオススメの本ということで紹介されていたものです。

自分はすべてを知っていると思っている人は何も学びません。問題に疑いと抵抗を持ってのぞむ者も、ほとんど何も学びません。そういう人にあまり希望はありません。しかし、何ごとにも心を開いて取り組み、自分の成長と安らぎと幸せになることを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。 P.60
あなたにとって、最高にためになる態度は次のようなものです。
「私はこれらの教えに対し、心を開き、中立的な姿勢で、自分が得られるものは全部吸収しよう。そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考え方や、主張があっても、そうだからといって、それが正しくないとは言えない。」 P.61
次の真理を忘れないでください。あなたが、誰かに、あるいは何かに抵抗すると-それが批判、羨望、嫉妬、にくしみ等、思いであれ、発言や行動であれ―あなたは必ずその相手を助け、しかもそれに比例して、自分自身を弱めてしまいます。 P.114

謙虚で、素直で、中立的な態度を持つことが重要なんですね。

「外なる心」が「内なる心」と連携し、両者が協力するということが、どんなに大切かわかるでしょう。もし、人間がそのようにして活動しているならば、人間は状況の奴隷ではなく、状況を司る者となっていたはずです。 P.76

何かが起きたときに、それをどうとらえるかで、その後の行動が全く違ったものになってくるのだと思います。

「私は……である」「私は……になる」「私は……をした」と宣言する時、あなたは非常に重要で強力な主張をしています。「私は」と表現するときに放射される力を十分に理解している人は、ほとんどいません。 P.88
「真剣に」という言葉と、「一生懸命」という言葉をとり違えないでください。「一生懸命」というのは、心理的な緊張を意味していて、不安と恐怖から出てくるもので、心にも体にも決して良い結果を生みません。ここで「真剣に」と言っているのは、精神とエネルギーを目標の方向に向けることで、結果はとても建設的です。
あなたが進歩するか否かは、目標に向かって「真剣さ」をどれだけ保つことができるかにかかっています。 P.91

こういった言葉の使い方って、軽視されがちな気がしますが、実は非常に大切なのかもしれません。どんな言葉を使う人かで、その人の人生が違ったものになるのかもしれません。逆にいえば、意識的にそういった言葉を使うようにすれば、自分の人生を変えていけるということではないでしょうか。
この本もある程度時間が経ってから、繰り返し読むべき本なのかもしれません。一度だけだとわかったような、わからなかったような、、、

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です