2回目のサマータイム終了

夏時間が終わりました。ということで、まずは家中の時計を1時間ずらしました。
昨年も同じ内容のエントリを書きましたが、今回は1年以上イギリスで過ごしてみての感想を書きたいと思います。
上でリンクしたウィキペディアにも

明るいうちに仕事をして、夜は早く寝るようになるから、結果的に省エネルギーにつながるとされている。緯度が高く夏の日照時間が長い欧米諸国などでは一般化した制度である。

のような記載がありますが、イギリスだったらサマータイムはあった方がよいかも、と思います。人生のうち、大半を東京で過ごしてきたので、東京との比較でしか書けないのですが、イギリス(マンチェスター)は1年のうちで日照時間が大きく変化します。夏に向かって長くなっていく分には、特に問題ないのですが、冬に向かって短くなっていく時期は人によってはかなり滅入ってしまうようです。
例えば、12月頃だと朝8時台後半までなかなか明るくならないですし、夕方は早いと15時台後半から暗くなり始め、17時頃にはもう完全に暗くなってしまいます。以前、会社の同僚がスコットランドに冬に行って、帰りにマンチェスターに立ち寄ってくれたのですが、その時、スコットランドはもっとひどいですよ、と言っていました。
日照時間が短くても、スカッとした青空が日中拝めるのならまだしも、基本的にはどんよりとした曇り空+断続的な小雨というのが英国の基本的な天気のパターン(それでも夏は青空も多いんですけどね、例年であれば。)ですから、サマータイムの導入によって少しでも明るい時間を有効に使いたいという気持ちはわかります。
しかし、(あくまで比較ですが)東京ではこれほどひどいことはなく、冬でも8時前くらいには明るくなったと思いますし、17時過ぎくらいまでは比較的明るかった気がするので、日本では手間隙かけてまでサマータイムを導入するメリットは少ないのではないかと個人的には思います。年金問題とか、もっと他にやることがありますよね、きっと。
1年以上こちらで過ごしてみての感想でした。

3 件のコメント

  1. 三景 返信

    同感です。10月の半ばに、突然「がくん」とやる気が出なくなりました。心当たりは、日照時間が減って日に当たらなくなったことくらいでした。ビタミンDを意識し始めたら、和食では摂りやすいけど、こちらで簡単に手に入る食品で考えると、卵でしょうか。気分を明るくするためには、部屋の照明を明るくするだけでも効果があるらしいので、それも気を付けています。水曜日から、もっと暗くて寒いストックホルムへ行ってきます。でも、海があるからいいかな。

  2. yu 返信

    今時期の日本も夏と比べると明るい時間が随分短くなったな~と寒くなってきた今頃つくづく感じますが、yokokenさんが言うのおっしゃるのを聞く限り、イギリスの日照時間の短さよりはましだと思います、やっぱり。
    12月だと早くて夕方3時ごろから暗くなるのには、ビックリさせられました。

  3. yokoken 返信

    三景さん
    日照時間とか、天気とかって、けっこう大切ですよね。こちらに住んでみて、初めて日本のそういった面でのありがたさがわかる気もします。逆に、ヨーロッパのカラッとした心地よい夏のありがたさもわかるのですが。
    ストックホルムはもっと暗いんでしょうね。
    yuさん
    日照時間という意味では、日本の方がずっといいですね。冬にイギリス(または北欧など)に旅行されてみたら、そのことがよく実感できると思います。

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