英国でもiPhoneが発売に

BBCのサイトによると、11月9日から英国でもiPhoneが販売されるようです。O2はすでにけっこうよさそうなスマートフォンの商品を揃えている気がしますが、さらにiPhoneまでを手中に収めたようです。

O2 wins iPhone contract in the UK
Mobile phone operator O2, owned by Spain’s Telefonica, has won the exclusive contract to sell Apple’s much-hyped iPhone in the UK.
The phones will be sold in O2, Carphone Warehouse and Apple stores from 9 November costing £269 including VAT.
“We are coming to the UK and wanted to pick the best carrier and that is O2,” Apple chief executive Steve Jobs said at a news conference in London.
Users will get free use of 7,500 wi-fi hotspots giving faster internet access.
It has not yet been announced on what terms O2 won the contract.
Customers have to sign up for an 18-month contract on a tariff of £35, £45 or £55 a month, all of which will include unlimited mobile data usage.

もとの記事および続きはこちらです。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/business/7000370.stm
使ってみたいなぁ、とは思うものの本体価格269ポンドということなので、約6万2000円。これはちょっと高すぎです。しかも、18ヶ月の契約を結ばなくてはならないので、最も安い月額35ポンドの契約だったとしても、月々約8000円。しかも、卒業後イギリス国内で働くことになったらともかく、日本に帰ることになった場合は卒業後の部分が丸損になってしまうし。つまり、11月からだと11、12、1、2、3、とたった5ヶ月しか使用できないことになり、それに対して総額で
269(ポンド)+35(ポンド/月)×18(月)=899(ポンド)
なので、1ヶ月あたりだと、約180ポンド。毎月携帯電話のために4万円以上払う換算になります。とてもじゃないけど、できません。
もちろん、卒業後はその時点で転売すればよい(もちろん価格リスクはあります)のですが、なんか面倒くさそうですし、引越のバタバタの最中、余計な手間は増やしたくないということもあり、ここでiPhoneを使ってみるという選択肢はナシなんでしょう、、、

6 件のコメント

  1. f 返信

    携帯電話の通話料ってそんなにするの?
    物価が高いから?
    海外の携帯料金は安いときいていたんだけど。。。
    MVNO
    http://e-words.jp/w/MVNO.html
    というのが海外では多いとか。
    携帯端末代を月々の基本料金に含めているため、
    端末代が安く、基本料金が割高になる仕組み。縛りもそれが原因。
    この仕組みを先日だったか、日本では、
    ようやく、総務省が動き出し、
    1円携帯の見直しが行われるようです。
    つまり、端末代が正規料金(現在の機能的には、8万くらい)
    となり、基本料金がかなり安くなる、
    ということなんですが、
    それにしても、そういう取り組みが進んでいると思っていた
    英国が縛りとか、やってるんですね。
    勉強になりました。

  2. yokoken 返信

    日本でどれくらいプリペイドが使われているのかわかりませんが、イギリスでは契約型か、プリペイド型で携帯電話を使うことになります。
    ぼくの場合は、まさにMVNOの一つ、Mobile Worldというところを使っています。プリペイドタイプで、イギリス国内は一律15ペンス/分なので、35円/分くらいでしょうか。
    端末は安いものだと、20ポンド(約4500円)程度から、高いものだと3万円くらいのものまであります。
    iPhoneの場合は、契約型のみで、基本料金が35ポンド/月からのようです。すでに通話料金が一定量含まれているので、ヘビーユーザーでなければ、基本的には追加料金は取られないものと思われます。それでも、決して安くはありませんが。
    現在、日本の携帯電話業界の料金体系を見直そうとしていますが、実際、ぼくとしては、イギリスの料金体系に対して日本のそれと大きくは違わない印象を持っています。
    一つだけ思ったのは、日本の料金体系は少し複雑だなぁ、と。XXX割引、XYZ割引、、、などの各種割引や、時間帯による細かい料金設定など、ちょっと複雑な気がします。ユーザー側からすると、シンプルな方がいいような気がします。料金比較も容易ですし。
    ちなみに、縛り(SIMロック)を解除するのは日本だと基本的にはほぼ不可能だと思いますが、こちらではグレーな領域のようで、専門の業者がいて、10ポンドとかその程度の料金で解除することも可能です。
    日本の携帯電話業界に関しては最近ホットな話題なので、ぼくもなんとなく注目しています。
    MVNO、けっこうやる気っぽいですよね。
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/85963

  3. 返信

    プリペイド型があるんですね。
    日本だと、犯罪に使われるとかで、
    ほとんど無くなってますからね。
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/85963
    ここに出てた、日本通信ですが、そこのCFOの方と、とある交流会でお会いするんですが、
    いつも、MVNOの話です。
    そんなわけで、いつのまにか、その辺の話題がすきになってきている今日この頃(^^ゞ
    その記事には、細かなことが書いてありませんが、
    日本通信の主張のひとつに、
    パケット代。
    通話料に関しては、ほぼ、妥当な値段設定がされている(公表されている)のに対して、
    パケット代は非公開らしいのです。
    そもそも、
    公共の電波を使っているので、
    法律上、公共のものを使ってサービスを行うには、
    そのサービス料金の値段設定を妥当な値段設定にしなければなりません。となっているようです。
    妥当なというのは、利益やコストの詳細を示す必要があるということらしいのですが。
    通話に関しては、公開しているけど
    通信に関しては、非公開、
    なので、
    日本通信は、
    通信の部分を公開するように、総務省を通して
    お願いしているとのこと。
    というか、公開義務があるのに公開してないドコモやAUに問題があるらしいのですが。
    日本通信は、通話よりも通信の会社なので
    その通信部分が妥当性がわからないと、
    商売しづらいですからね。
    でも、いわゆる「勝訴」となったようで、
    これから公開されるのでしょうね。
    縛り(SIMロック)を解除に関しては、
    総務省のMVNOのプランに入ってます。
    ただ、いつになるかは疑問といったところらしいですね。

  4. yokoken 返信

    こちらでは、プリペイド型はポピュラーですよ。ぼくもプリペイド型使ってます。
    いろいろな話があるんですね。通信部分で意外と利益率高そうですよね。
    MVNOが参入してくると、価格競争が促進されサービス面でも改善されていくと思うのでよさそうですね。それにしても、日本の通信業界は、世界的な競争力を構築できるのでしょうか。

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