オペレーションマネジメントのポスター発表とPMOのディスカッサント

オペレーションズマネジメントでポスター発表がありました。これはグループワークの一つで、各グループが見学場所を決めて、実際に見学に行き、ポスターを作成して発表するというものです。Learning by doing という発想なのかはわかりませんが、学生が全て手配して勝手に見学に行くことになっています。
具体的な作業としてはProcess Flow Diagram や Physical Layout Diagram、そして4V(Volume, Variety, Variation, Visibility)などオペレーションの基本的なコンセプトを使いながら実際のオペレーションを分析してポスターにまとめるというものです。
オペレーションズマネジメントと言うと、MBAで勉強する前はなんとなく製造業に関連したことなのだろう、と思っていましたが、製造業に限らずあらゆる業種において関係してくる分野のようです。実際、テキストに載っていたケースとかでも、銀行の住宅ローンの処理業務を改善するにはどのようなオペレーションにすればよいか、などの例がありました。
で、ぼくらのグループは先週、ビール工場に行ってきました。Royal Brewery という学校から歩いて10分程度のところにあるものです。事前にレターを書いてアポを入れたためか、初めの1時間程度はオペレーションについてパワーポイントを使っていろいろと説明して頂き、その後に実際のオペレーションを見学する、という形で2時間半程度見学させて頂きました。
小学生の頃に社会科見学とかで工場見学はしたことがありましたが、オペレーションズマネジメントを勉強してからいくと、また違った見かたができてなかなかおもしろいです。
他のグループは、マンチェスターユナイテッドのスタジアムにあるショップだったり、IKEA(家具)、Yo! SUSHI(回転寿司)、スーパーマーケットなど、様々な業種のオペレーションを見学していました。
そして、話が変わりますが、PMOのワークショップでディスカッサント(Discussant)という役割が回ってきました。ワークショップでは毎回グループがケースについてプレゼンをし、それに対してディスカッサントが反対意見を言ったり、弱い点を指摘したり、といった形で議論が進んでいきます。
こういうのはいまだにしんどいです。プレゼンをするとか言う場合には事前に準備をして発表することができますが、プレゼンされた内容についてその場で考え、反対意見を言ったりというのはかなり実践的な英語力が必要になってきます。どうしても聞き漏らしてしまったり、聞き間違いをしてしまったり、ということが発生してしまいます。
今回はルノーと日産のアライアンスのケースだったこともあり、理解しやすく、プレゼンも比較的聞き取れた気はしたのですが、それでもやはり勘違いしてしまったところもありました。なかなか難しいです。
ちなみに、同じような例としては、授業中にその場で資料を配られて一斉に読んで、それについて議論する、とかってシチュエーションもかなり厳しいです。読むスピードが圧倒的に遅いし、理解度が低くなってしまうので、なかなか思うように意見を言うのは難しいです。
まだまだ成長の余地はいっぱいあります。成長するかどうかは別として。

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