TOEFL対策(リーディング&ライティング)

Reading
25点程度までは比較的すぐ伸びたのですが、そのあたりに壁があるようでなかなか高得点を取ることができませんでした。まずやるべきことはTOEFL特有の出題傾向があるのでそれをきちんとつかむことだと思います。代名詞の問題、センテンス挿入問題、などなどいろいろなパターンがありますが、それぞれに対しての正答方法を予備校の授業などで学びましょう。
後はボキャブラリーを強化することがかなり重要です(「TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語 仲本 浩喜 (著)」「TOEFLテスト完成ボキャブラリー2000語 仲本 浩喜 (著)」 CD-ROMが付属しており、リスニングのPart B対策としても有効だと思います)。また、「TOEFL Test Preparation Kit (4CD + sample CD-ROM)Educational Testing Service (編集)」のReadingセクションは問題を解きながら、出てくる単語はすべて覚えてしまった方がよいと思います(ぼくはすべては覚えられていませんが)。ボキャブラリーは下手に選り好みするよりも、片っ端から覚えてしまった方が結局は早かったのではないか、と感じています。
そして、パソコンの画面上で読まなければならないため、紙に印刷された問題演習だけでなく、POWERPREP などで同じ問題でも構わないので、画面で読み、答える練習をする必要があると思います。画面でのリーディング対策として、BBCのサイト)でニュースをほぼ毎日読むようにしていました。
また、意外と大事なのが米国に関する歴史や、自然科学全般に関する知識です。西部開拓史、南北戦争などの知識や、光合成の仕組み、銀河系とは?などの知識をあらかじめ持っていると、そういうトピックが出題された時に、非常に読みやすくなります。このあたりは、一般的な百科事典やウィキペディアなどをこまめに読んでおくとよいと思います。
TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語
仲本 浩喜
4827515425
TOEFLテスト完成ボキャブラリー2000語
仲本 浩喜
4827515433
Writing
CBTのライティングでは、テーマがETSから公開されているので、すべてのテーマを事前にチェックし、実際に解答としてすべてを書かないまでも自分にとって書きにくいテーマがあった場合にはある程度ネタを考えておく必要があると思います。そして解答する際には、テンプレートを覚えてそれに従ってできるだけたくさん(300 words以上)文法的に正しく書くこと、そしてできる範囲で時折高度な表現を織り交ぜることが大切だと思います。具体的には、どんなときでも使える表現パターン(例えば、「In Japan, where I live, ,,,」とか、「I am working as a quantitative analyst for ABC Securities, one of the largest investment banks in Japan, ,,,」など)をいくつか蓄積しておいて、試験中にはできるだけ書いている時間を確保することです。
ハッキリ言って書く内容のクオリティはほとんど求められていないと思います。幼稚な話であっても、短時間で採点する採点者にとってわかりやすく、明確に書くことが大切だと思います。ケンブリッジではライティングで5.0というのがrequirementであり、これを満たしていない場合はそもそも出願書類を読んでもらえない可能性が高いという話も聞いていましたので、ライティングは受験前にはいつも復習をしていました。

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